これをみつけるのに ４日もかかってしまった。
まずはじめに
ＦＳ２０２０の 操縦の難易度の設定（ＰＩＲＯＴＩＮＧの設定）の
ＥＡＳＹ か ＨＡＲＤで スロットルの動きが異なるのだ。
ＥＡＳＹは なにもしなくてもいいが 失速か暴走の ２拓で終わる。
ＨＡＲＤ（またﾐﾃﾞｨｱﾑ）は 失速はないが 操作を忘れると 暴走が待っている。
難易度の設定（ＰＩＲＯＴＩＮＧ） ↓
を ＥＡＳＹにしている場合は
詳細をクリックして 上から ４番目と ５番目 を ＯＦＦすること。
特に上から５番目
ＥＡＳＹ にすると ＯＮになるので注意。
（ＨＡＲＤ ＭＩＤＩＵＭ は ここがＯＦＦになるので 問題なし）
このスイッチはＯＦＦにするのが絶対条件。
（ここで１日 ハマってしまった）
ＯＮにすると どうなるかは 後ほど
ではまず離陸の前 に
操縦画面から スロットルの ＵＰ画面までの視点移動を
５秒以内にできるよう マウス移動の練習を１０回以上しておく。
スロットルのいちばん 端が ＴＯＧＡ
２番目が ＦＬＸ・ＭＣＴ
３番目がＣＬという記号になっているのを覚えておく
操縦画面 への 戻しは ＣＴＲＬ＋スペースなので 瞬時に切り替わる。
この画面は ＦＳ２０２０ のやっておきたい設定の（５）のとおり
機長の高さと５０→７５で登録しているので 前が見やすく
離陸も着陸も この画面1つで見ることができるのだ。
Ｐブレーキ解除して
Ｆ３ を押して スロットルを入れていく。
本当 は FREX・MCT の位置が離陸だが
Ｆ３で 押すと ＭＣＴに入れるのが難しいので
ＭＡＸ出力の ＴＯＧＡ で行う。
スロットルがＴＯＧＡに入ると ＬＣＤ に表示が出る。
こちらで見ることもできる 赤マルと 黄色マル ↓
ＦＬＥＸ・ＭＣＴ 以上にスロットルが行くと
オートスロットルが勝手にＯＮされる （↓の 赤マル）
でも この状態では
オートスロットルが 効かなく
設定値無視 状態になるのだ。
（ここで １日ハマる）
なので ボーイングみたいに オートスロットルが入っているからと
安心していると そのうち 暴走 してしまうことになるのである。
厳密には ＣＬというマーク 以上の位置にスロットルがあると
設定値無視するようである。
よって フライトプランの設定値(２５０ノット）あるいは つまみの設定値
で オートスロットルを 効かすには
ＣＬ に戻す必要があるのだ。
スロットル８８％が ＣＬである。
ＣＬのマークのくぼみ（上図黄色マル）に入れないといけないのだ。
するとＬＣＤ表示が↓ （赤マル部）に変わり
この状態で初めて オートスロットルが効く。
だが スロットルを ＣＬ に 戻しているのに
オートスロットルが入らず 失速する、あるいは
設定無視で暴走することが たまにあるのだ。。
とくに 設定が ＥＡＳＹの場合
上から５番目のスイッチがＯＮになっていると
離陸後、 かってに スロットルが CLの下（７０％くらい）に戻ってしまい、
しかも オートスロットルが 入らないので そのまま失速、
再度スロットルを入れ直すと 暴走。
つまり失速か暴走かの ２拓になってしまうのだ。
設定をＨＡＲＤにすると 一応 オートスロットルが効くが
例えば高度を２０００→５０００にあげたりすると
エンジンが全開になり そのまま設定値をこえて
次に気づいたら暴走して３００ノット出ている！
ということが頻繁に発生する。
なにか 急激なことをすると すぐに暴走するのである。
この場合 いったん
オートスロットルを ＯＮーＯＦＦ－ＯＮ
これで 直るのである。
これを みつけるまで ２日もハマってしまった。
つづいて 設定のお話であるが
下図の赤マル 部
ここに ピリオドが出ていたら つまみの設定値ではなく
フライトプラン の設定速度で動くのだ。
これを 「マネージド」 という。
「マネージド」から 「つまみ」 の設定値に替えたい場合は
ダイヤルをひねり 数字を出して
最後につまみを下に倒す。
これで ピリオドが消え、つまみの設定の速度で動く
再度 マネージド の速度で動かしたい場合は
つまみを 上に倒す。
すると ピリオドが出て マネージド の設定で動く。
よって設定値の横に ピリオドがついているか どうかを
見る習慣をつけないといけない。
なので オートスロットルにしたときに
数字が入っていても ピリオドが灯いていれば
裏の フライトプランを作った速度で動くので
そこに 数字は入っていないと 失速してしまう。
今回は ここでは ハマらなかったが
うっかりすると ハマるかのうせいがあるので注意は しておく。
さらに 一番難しい問題が次に出てくるのであった。
上昇中 頃合いを見て スロットルを
ＣＬに落とさないといけないのだが
操縦画面からスロットルまで 移動かつズームして
ＣＬの文字を見えるるまでの視点移動が難しく ５秒くらいかかってしまうのだ。
そして スロットルを見ながら Ｆ２ やＦ３ でＣＬに持って行くのが
また大変で（行きすぎるので） 合計１０秒くらい モタモタしてしまい、
次に前を見たら
空しか見えず 昇降率が５０００とかになっていて
Ａ３２０の動作が不安定状態になり オートスロットルが入らず
失速や暴走に至ってしまうのだ。
なので ここぞというときに １秒で スロットルをＣＬのくぼみに 入れこむ必要があるのだ。
ということで 考えたのが ＣＬに キー割り付け だ。
・割り付け方法は ＦＳ２０２０ のやっておきたい設定 の（２）を参照
上の赤で囲った部分 スロットル９０％ を 空いているＦ４に割り付けると
Ｆ４ を押すだけで ＴＯＧＡから 一発で ＣＬに
入ってくれるであった（これは偶然発見した）。
これにより モタモタの １０秒ロスがなくなり
機体が不安定にならず 上手くオートスロットルに乗ってくれるようになったのであった。
このＦ４キー割り付けする前は１０回中７回失敗していたが
Ｆ４割り付け後からは １０回中１０回ともオートスロットル成功するようになった。
もう これからも失敗はないと思う。 １００発１００中だ。
しかし これで終わりではない。
あと もう１つ 重要なことがあるのだ。
それは 次の 例題 の中で説明する。
練習のための例題
フライトプランは作らず 福岡空港 デパーチャー（離陸）だけを
を選んで スタート
練習のお題は
離陸後速度２００ノットで速度維持！
オートパイロットは入れず 上下左右は 操縦かんだけで操作するのだ。
では滑走路で準備
スピード設定の つまみを ２００までもっていって
（下図の黄色の矢印でまわす↓）
下に倒し ピリオドを消す。
これで速度２００が設定された。
Ｐブレーキ解除して
スロットル Ｆ３を押して スロットルを ＴＯＧＡ に入れ込む。
速度計を見ながら ↓
１４０ノットくらい？ で 機種を上げ離陸
すぐに ギアを上げる。
ここからが重要。
離陸後は 機種を下げたり上げたり 修正しながら
上昇率 ２５００くらいで維持
地平線が 下図 ↓の赤線付近で 上昇率２５００（フィート／分）である。
福岡空港離陸後 地平線が上図赤線の位置に常に来るよう
地平線を見ながら キーボードの上下キーで調整していく。
そうすると
すると速度がゆっくりと １６０ １７０ １８０ と上がっていく
この状態で Ｆ４ を 一回押して スロットルを ＣＬ（９０％） に入れ
Ｆ５を押してフラップ開
これで オートスロットルが働き 設定値２００ノットで 維持してくれる。
ちなみに 離陸時の 地平線が ↓ この位置であれば
昇降率（上図の青マル部）は２１００である。 上昇率はちょっと低い感じ。
いっぽう 水平線が この位置↓ なら
黄色マル部の昇降率は３４００であり 昇降率は ちょっと高い
ということで 水平線を たえず 上の範囲内（２５００－３０００）の間に
入れておかないと スムーズにオートスロットルに移行してくれないのだ、。
もし 操縦がへたっぴーで 地平線が見えなくなったりした場合は
昇降率が ４０００ とか５０００になってしまっているので
推進力が ダウンし 上昇速度が １７０ １８０ １７０ １６０ と
速度が上がってまた下がるのだ。
こういう不安定状態では オートスロットルが切れてしまうのだ。
（オートスロットルの表示は灯いたままなのであるが）
なので この不安定状態で ＣＬ に入れても オートスロットルが
失速する一方になってしまうので
この場合ＴＯＧＡに入れて推進させ 安定させてから ＣＬに戻し
もう一度オートスロットル ＯＮ ＯＦＦ ONを しないと
いけないのだ。
難しいようだが この離陸の練習を ２０回くらいすると
人間 操縦が うまくなるので 機体不安定にならず
上の範囲で上昇することができるようになり
一発でオートスロットルが入ってくれるようになってくれる。
２０回練習して 体にしみこませると もう二度と失敗することもない。
要は 操縦がへたっぴーだと
オートスロットルが入らない と思っていい。
オートスロットル さえ 効いてくれたら
あとは操縦かん で 自在に操縦できる。
離陸して 好きな方向へ舵を切り
下の町を遊覧することもできるのだ。