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フィギュアスケートブログ

大好きなフィギュアスケートについて、ファン歴20年の素人が書き綴ります。

今シーズン、パトリック・チャン選手に関して、
「順位には納得するけど、演技は全く感動しない」という声をネット上でよく見かけました。
しかし私は今シーズンの彼の演技に普通に感動しました。
GPFのフリー、そして世界選手権のショートは、録画したものを何度も見返すほど好きでした。

もともと、伸びがあって流れるスケートをする選手が好きなので、
昨今のスケーティング重視のトレンドは個人的にウハウハなのですが、
これもいつまで続くのでしょうか?

ロシアの選手は、元来スケーティングがあまり綺麗でない選手が多い気がします。
例えばプルシェンコ選手やスルツカヤ選手、日本でもファンが多いですが、
正直、彼らの演技はあまり好きではありませんでした…。
(エキシビションは素敵でしたけど!!)

スケートなのに、滑ってなくてどうする!?
上半身だけバレエ風味?な振りをしても綺麗だとは思えません。

でもこれはもうほんと個人の好みですよね。

ソチ五輪に向けて、スケーティングの質<<なんちゃって音楽表現 なんていうふうに、
採点傾向が変わることもありえるかもしれません。

そうなったら悲しいです。
安藤選手の穏やかな笑顔と、キムヨナ選手の涙が、
印象に残ったフリーでした。

安藤選手、2A-3Tが決まらず、
後に控えている選手を考えるとぎりぎりメダルかな?と思いましたが、
まさか優勝とは!!
それでも手放しで喜ばず、震災で辛い状況にある日本のファンに対して
「4分間だけでも違う気持ちになってもらえたら」とのコメントに、
トリノ五輪の頃とは全く別の人間を見ているようでした。
昨季から今季にかけて、彼女を見ていると、
人間ってこんなに成長するんだと、いつも感心させられてきました。
才能にも容姿にも経済的にも恵まれているであろう安藤選手ですが、
様々なバッシングや海外での生活などで、彼女なりに苦労があったはず。
そんな苦労やモロゾフコーチとの信頼関係が彼女を強くしたのかもしれません。
性格的な相性も良かったのかな?
今季フリーは後半に5連続ジャンプという体力のいる攻めのプログラムで、
毎試合常に安定した演技を続けられたのは本当に素晴らしい。
晴れて引退か?と思いきや、「課題がみつかった」とのこと。
「トリノ五輪後は引退する、結婚したい」なんて言っていた彼女が
こんな立派なアスリートになって…。

キムヨナ選手、今までの演じる系のプログラムと比べると
初見ではパッとしない印象を受けましたが
(ジャンプでミスが出たからかもしれませんが)、
二度三度と見返すうち、もっと見たいと思いました。
難しい音楽だとは思いますが、もっと場数をこなして、
彼女の想いが表現として演技にあふれ出たら、
素敵なプログラムになったと思う。
最初で最後?だとしたら残念です。
そして表彰台での涙。
本人は何故涙が出たのか分からないと言っていたけど、
きっとほっとしたのでしょう。
金メダリストになっても変わらぬ母国からの期待を常に背負い、
一度燃え尽きたモチベーションを維持し練習を続けるのは大変だったはず。
1位ではなかったけれどいつもの表彰台に戻ってこられて、
1年間抱えてきたものがあふれ出たような涙でした。

コストナー選手、銅メダルが取れてよかった。
今までで一番良い演技だったように思います。

村上選手、ショートと違いスピードもキレもあってよかった。
今回は男女とも、基礎力とエレメンツの質が高いものを備えた選手が
メダルを獲得。
今後の採点傾向にもよりますが、村上選手の場合、
ジャンプに関しては少しクセがあり、エラーや回転不足がとられやすく、
得点を伸ばすのに今後苦労するかもしれません。
しかしそれを克服することが出来れば、あのスケートの伸びとスピード、
音楽のもつ世界観を表現できる能力を備えていますから、
もっと上にいけると思います。
まだ16歳ですし!

浅田選手、痩せてしまってパワーがなく、心配になりますが、
やはり今後数年が、彼女の踏ん張りどきだと思います。
「金メダル」がいつも彼女のモチベーションになっていて、
それがあるからこそ、今ジャンプの改良に取り組んでいるのでしょうが、
もう「勝つこと」ではなく「自分のスケートを滑ること」を目指してほしい。
エキシビションの時のような伸びやかな素のままの美しさを、
どうか試合でも見せてほしい。
今のままでは決して終わらないはず!
最初キムヨナ選手の得点は出過ぎな気もしましたが、
録画したものをもう一度見て納得できました。
演技力は勿論、ステップでも音によく合っている。
相変わらずスピードもあるように見えました。

安藤選手、解説でも言われていたけど、
ジャンプが綺麗すぎてプログラムに溶け込んでいる。
フリーでも大崩れはしない気がするし、優勝を期待してしまいます。

浅田選手、あの衣装は…もうなにがなんだか。
そしてコルピ選手やコストナー選手、フラット選手などと比べても、
音楽にほとんどのっていないように見える。
エキシビではいつもキレキレなのに、
試合とショーでここまで違ってしまう選手もめずらしい。
試合では完璧に滑ることと勝つことに集中しすぎて、
肝心の音楽を見失っている気がするのですが…。

村上選手は冒頭の3TのURと2Aのミスが残念でした。
それに緊張のせいかいつものキレと勢いがなかった気がしました。

マカロワ選手とレオノワ選手、
それぞれの良さを思い切り出せていて、良かったです。

それにしても、昨日の男子でもういろいろありすぎて、
まだ疲れがとれません。
頭の中ではピアソラのメロディーが切なくぐるぐるまわってます…。