長打の割合を計る指標としてIsolated Power (IsoP)があります。
計算式は次の通りです。
IsoP=(長打率-打率)
単に長打の割合を比較する指標です。

先日のThe Hardball Times に、The most powerful-hitting middle infielders of all time という記事がありました。
この記事は、Cal Ripkenについて書かれています。Ripkenは遊撃手としては大型でPowerfulなバッターであり、それまでの遊撃手の常識を覆した選手として知られており、遊撃手で史上最もPowerfulな遊撃手と言われていますが、この通説を証明しようというものです。
このPowerfulという部分にIsoPが使用されています。各年度ごとに、二塁手・遊撃手でIsoPの高い選手をピックアップしています。
結論的には、Ripken以前にも、Rogers Hornsby
やJoe Morganなど、RipkenよりIsoPの高い選手がおり、Ripkenの時代でも、Ryne SandbergといったPowerfulな選手がいたとなっています。
ただし、Ripkenは、最も大型な遊撃手であり、かつIsoPも優秀で、Alex RodriguezやDerek Jeterなどの現役大型遊撃手の系譜の発祥となる指折りの遊撃手であることは間違いありません。

ということで、IsoPの7/3時点のランクをつくってみました。
ローズ(Buffaloes) .295
ラミレス(Giants) .295
ボカチカ(Lions) .290
G.G.佐藤(Lions) .287
中村剛也(Lions) .277

Lions勢がすごいですね。
ちなみにCal Ripkenは91年に.243、Alex Rodriguezは03年に.302でした。
二塁手・遊撃手でIsoPの高い選手は、中島裕之(Lions).228でした。またLionsでしたね。
王貞治(Giants)は通算で.333です。驚異的。。。
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