自発光植物とは? | 御茶ノ水のお花屋さん*フラワーショップつぼみ

自発光植物とは?

朝晩はひんやりするものの、日中は夏日が続いています。

気象庁が発表した最新の3カ月予報では、6~8月の平均気温は全国的に高く、特に8月は暑さが厳しくなると予想しているそうです。

気象条件次第では、観測史上最も暑かった昨年に匹敵する「災害級の暑さ」となる可能性が高いとか。

災害級の暑さ…

今年の夏も電力不足が心配ですね。



そんな中、最先端技術を紹介する国際イベント「SusHi Tech(スシテック) Tokyo 2024」で電力不足を解消するかもしれない?面白い展示を見かけたので紹介したいと思います。





遺伝子の組み換えにより、青いバラや黄色い朝顔を作り出すお話しを前にさせていただきました。

今度は色ではなく、自ら発光する植物のお話しです。



光る植物とえば思い浮かべるのは「光り苔」ですが、今回の自発光植物の技術に使われているのは蛍やクラゲなどの生物発光(バイオルミネセンス)のほうで、この遺伝子を動物から植物に導入しているそうです。

動物の遺伝子を植物に導入できるのですね。



そして、生物発光に必要な遺伝子技術だけではなく、発光強度向上の技術と発光色を変える技術も組み合わせているとのこと。


なんと、すでに自発光ポプラの幼木育成や自発光ペチュニアの花の開花に成功しているそうです。(展示パネル↓)

すごい!!

植物の明かりで読書だなんて素敵ですね。




今後、この技術の開発が進み、街灯がなくなる日がくるのでしょうか。

街に木が増えることで、ヒートアイランド現象の緩和にもなりますね。

まだまだ開発の段階のようなのですぐにとはいきませんが、いつの日か自発光植物によって少しでも電力不足が解消できる日がくることに期待します!




フラワーショップつぼみ

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-26-1
TEL 03-3295-2329

営業時間 10:30~18:00
定休日 土・日・祝日

アクセスマップ