サカキとヒサカキの違い | 御茶ノ水のお花屋さん*フラワーショップつぼみ

サカキとヒサカキの違い

 2024年の初投稿になります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、今回はお客様によく質問をいただく「サカキ」と「ヒサカキ」の違いについてお話ししようと思います。

 

両方ともモッコク科の常緑小高木ですが、並べてみると違いがよくわかります。

画像の左側がサカキで右側がヒサカキ。

葉が大きく、マットな表面のサカキに対して、ヒサカキは葉が小さめで光沢があり縁には細かいギザギザがあります。

 


 

裏側を見るとこんな感じ。

葉の大きさ、枚数の違いがよくわかりますね。

 

 

葉の拡大↓

 

サカキは関東南部から沖縄の山地の比較的暖かな地域に自生し、本榊や真榊と呼ばれることもあります。

ヒサカキは日本各地の山地に自生し、葉が小さいことから姫榊と呼ばれたり、サカキと区別するために非榊と表示されることがあります。


また、サカキが自生しない関東以北の寒冷地域でヒサカキが代用されることが多かったようです。

サカキもヒサカキも現在は輸入品がほとんどで、国産品がないわけではありませんが割高になっています。


日持ちについてですが、葉に厚みがあるサカキの方が乾燥に強いせいか持ちがいいように思います。葉落ちも少ないです。

長く持たせるためには切り花と同様にこまめな水替えと、都度の切り戻しが必要です。

乾燥予防のため、時々霧吹きをするのもおすすめ。


どちらを飾っても問題ありませんのでお好みの方をお選びくださいね。

 


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