キャモンにおける火災について | フラワーショップとがおの店長メモ【上天草・大矢野】

フラワーショップとがおの店長メモ【上天草・大矢野】

風光明媚な花の島大矢野で、お喋りな店長が繰り広げる花屋の日常を綴ります
お問い合わせは fs-togao@camon.jp

5月29日(水)夕刻に発生したキャモン第二駐車場における火災では、皆様にご心配をおかけしております
 
翌日の新聞記事を引用させていただきます(5月30日付 熊本日日新聞)↓
 

幸いにも第二駐車場の一番奥での火災だったので、店舗や車への被害は無かったのですが
火災現場のすぐ横にグループホームがありまして、そちらへ熱での被害が発生していたようです
 
翌日の火災現場ではアスファルトが熱で変形しているのも見てとれ、いかに強烈な火災だったかという事を物語っています
火災発生の原因などは消防と警察が調べてくださっていて、今の時点ではまだご報告できるような事がありません
 
何かわかれば追ってご報告いたします
 

 
***********************************************
 
で、ここからは火災発生時の私の話です
当時私は熊本市内で開催されていた肥後花市場・花商組合の総会と懇親会に参加中でした
私は事務局長をしていますので総会が無事に終わって責任者としてホッとしていると、スマホがやたらと鳴り響きます
 
『キャモンのほうで火事起きてるみたい』 とか
『遠くからでも火柱が見えるけど、大丈夫?』 とか、電話とかラインがひっきりなしです
 
この時点ではキャモンの駐車場での火災との確定情報が無かったので、とりあえず嫁さんに電話してみると家からもキャモン方面に煙が見えるとの事
しかもかなりの黒煙が立ち上っていると聞いてただ事ではないという事だけは理解できました
 
ちなみに花商組合の懇親会には大矢野の花の生産者さんにもゲストに来て頂いていたんですけど、彼らは現役の消防団員でもあったので火災発生の一報が届いていたようです
かといって熊本市内で滞在中の私達には何もできる事が無い・・・と思っていたら、彼らのスマホに現地から次から次へと写真が送られてきます
 
その写真を見せてもらうとキャモンから信じられないほどの高さの紅蓮の炎が上がっています
『これ、合成とかじゃないですよね?』
なんてとんちんかんな事を言ってしまうほど、ちょっと信じられないほどの光景でした
 
次の日の朝から現場に駆けつけて消防署員の方に話を聞くと、パレットが溶けて燃えながら流れたために、溶岩が広がっているような光景だったとのことです
 
パレットというのはフォークリフトなどで荷物を持ち上げる時に、荷物の下に敷く大きくて頑丈なものです
硬いプラスチックで作らていて、そう簡単に火が付くようなものではないですし、そもそも第二駐車場は火の気がまったくありません・・・
 
今この町ではいろんな情報が錯綜しています
何が真実で何が偽情報なのか、落ち着いて判断して惑わされないようにしなければなりませんね
 
いつだって真実はひとつ!