次男のそうちゃん、小学校を卒業しました
2年生の時に病気になり、それから1年間の入院生活
病院の大部屋の周りの子はみな重い病を抱えている子ばかりで、毎日生きるとは何かを考えさせられました
それまでワガママ放題だった彼の性格が一変したのもこの頃で、病院の中で彼は一気に大人になっていきました
元の学校に戻っても、体力が削られた状態では授業は1時間だけ、2時間だけ・・・と、クラスのみんなと同じ歩調で歩む事も難しかったでしょう
彼にとっては小学校という場所は、周りとのギャップを埋めるのに苦労した場所かもしれません
それは体力的にも精神的にもです
楽しかった事もあったでしょう
でもたぶん、苦しかったり悲しかったりした事のほうがちょっとだけ多かったかもと思います
それでも彼はそれらを飲み込み成長していき、今日の卒業式を迎えました
上のお兄ちゃんに似て、心優しきそうちゃん
下級生の子たちは彼が卒業してしまう事を本当に残念がってくれていました
卒業式の式辞で校長先生がアリストテレスの言葉を引用して【真の友】(元ネタは善の友)の話をそうちゃんにしてくださいました
いつの日か出会うであろう、そうちゃんの真の友
それを探す旅に次の一歩を踏み出した彼を応援しようと思います