今年の6月まで7年間にわたって取り組んできた【被災地にチューリップを咲かせようプロジェクト】でしたが、円安とか球根の不作などでチューリップの球根価格の高騰もあり、これ以上肥後花市場・花商組合に迷惑をかけるわけにはいかないな・・・と、プロジェクトの終了を決断しました
益城町や相良村、人吉市や球磨村などで花を植える活動に取り組んできて、本当に多くの皆さんと知り合って素敵なプロジェクトだったなぁ・・・なんて感傷にふけるつもり満々の私だったのです
ところが
秋になると球磨村の畑の地主の小川さんからお電話があった事もあり、つい『なんか植えましょか』なんて言ってしまうのが私の悪い癖です
この秋からフラワーショップとがおの責任において、気持ちを新たにして花を植える活動をスタートさせました。とりあえず今回は球磨村を青く染めてみようという事でネモフィラの種まきに行ってきました
現地に到着すると
すごい霧です
人吉盆地は霧が多い事で有名ですが、球磨村の渡地区は球磨川に近いので(それで水害の被害も大きかったわけですが)霧が濃く垂れこめます
この霧について現地のご婦人方は、洗濯物が干せないから困ると異口同音におっしゃってました。天草人にはピンとこない感覚ですから、こういうのは現地に行かねばわからないものです
さて、作業開始です
ネモフィラの種はとても小さいので砂に混ぜてひとつまみずつ蒔いていきます
今回も地元の方がお手伝いに来てくださったので作業は早いです