【日本ハム】大嶋、連日の大当たり!右へ左へ3の2
(デイリースポーツ 2月9日(木)15時10分配信)
日本ハムのドラフト7位で早大ソフトボール部出身の大嶋匠捕手が9日、沖縄・名護キャンプで行われた紅白戦に「8番・DH」で出場し、3打数2安打だった。
二回の1打席目は2死一塁から4年目右腕・矢貫俊之投手から右前打、五回の第2打席には1死一塁で4年目左腕の土屋健二投手から左前打を放った。七回の第3打席は1死二塁から10年目の右腕・松家卓弘投手に二ゴロに打ち取られた。
大嶋は8日の紅白戦の第1打席でバックスクリーン直撃の本塁打を放ち、周囲の度肝を抜いたばかり。この日は右へ左に打ち分けた。
競馬の世界に「パドック映え」「調教映え」という言葉があり、これが所謂「大物感」という抽象的に繋がっている。大物感がイコール実力ということにはならないが、少なくとも大嶋匠は大物感を持つ選手である。
野村克也氏が『「肩が強い」「球が速い」「足が速い」「遠くに飛ばす」は天性』という言葉を残しているが、遠くに飛ばす能力は大嶋匠にとって少なくとも天性である事が理解できる。
このフォロースローの大きさ、バットスピードの速さは中田翔以来だろう。
問題はこの選手をどのように育てるかであるが、中途半端に第三捕手扱いの代打で起用するなら、思い切って一年間はファームで固定した方が大きく伸びる可能性がある。特にファイターズの場合、北海道と鎌ヶ谷にトップとファームが分かれており、兼業出場がなかなか出来にくい環境であることを考えると尚更だ。
タイプは異なるが、稲葉篤紀は既に一年一年が勝負であり、糸井嘉男や田中賢介も30歳代を迎えて後継者を検討しなければいけない時期を迎えており、左打者陣の育成も本気で取り組まなければならないだろう。
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