お正月映画の「寅さんー50作目」を観て来ました。
懐かしい俳優さんが多数出演し、観ていても懐かしさが蘇ってきました。
(ネタバレ有りです)
渥美清の寅さんも、過去映像ながら名場面がふんだんに画面を賑わしました。
22年ぶりの役者さんたちですが、満男(吉岡秀隆)や泉(後藤久美子)が十代の面影を残しておりましたが、他の俳優さんたちはさすがに高齢者または後期高齢者になっており、寅さんのいない現代の場面に寂しさや若干の暗さを感じたのは私だけでしょうか。
あらためて寅さんの太陽のような明るさと、寅さんのいない現代の葛飾柴又の虎屋の暗さとの明暗が対照的でした。
映画は、満男と泉の再会から別れがメインになっていますが、吉岡秀隆と後藤久美子が好演していました。
今までの49作のうち、おそらく45作は寅さんを観て来たと思います。
寅さんファンにとってこの最後の50作目は、寅さんをお見送りする意味でも、見逃せない映画と思いますし、観て来て良かったと思いました。