酒解禁2週目の週末。

今週は万全とまではいわないまでもまずまずの体調にはなっていたので、助かった。

 

土曜の話。

朝は結構早めで8時起き。家事などを早々に済ませ、家族で外出。

上野駅前にある文化会館へ。12月に入ってなお夏日寸前の暖かい日となったのもあってか、この上野は人であふれ返っていた。電車の混雑はそこまで激しいとはいえなかったものの、公園口を出ての道の混雑のスゴイこと。イチョウがきれいな黄色に染まっていたのと、あとこーいう日は動物園もいいんだろう。

で、文化会館に入ったのはバレエの舞台があったため。

別に知り合いがそこにいたわけではないし、またチケットを知り合いから紹介されたわけでもない。新聞の折り込みチラシで「0歳から楽しめるバレエ」というのが載ってて、安くはないもののこーいう文化的なモノには定期的に娘を触れさせておこうという考えから、コレに行こうということになったんです。

題目はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。クリスマスシーズンのタイムリーなプログラムですね。

 

時間ギリギリながらもどうにか到着。会場はほぼ満席。1階最後尾の3席の並びに着席できた。今思えばコレはとても良い座席のチョイスだった。周囲に気兼ねすることなく過ごすことができる。騒いでどーしよーもなくなったときはすぐ後ろが出口だし。

この舞台、最初はそこまでクォリティというか芸術的な何かを期待して行ったのではなかったんですヨ。子供向けのかみ砕きをして、あらすじレベルをミュージカル風になぞるところなのだろうかとか何とか考えて観に行ったところがあった。

劇団で語りの人がバンダに常時ついていてその内容を語って内容が展開されるんだが、コレがなかなかおもしろかったんです。

演劇ないし声優のトレーニングを明らかにビシビシ受けたと思われる人が語っており、かなり迫真の演技だった。声だけでのバラエティー豊かな表現をナマで聴けるとは。

オケピットは設置されていたものの音楽は収録だった。恐らく子供向けでない、未就学児禁止のやつにのみオケが入ることになってたんだろう。

舞台もほぼフルでバレエが展開される本格的なモノだった。演出もメルヘンチックだし、結構のめりこむ子供も多かったのではと思う。娘も例外ではなくほぼ静かに舞台を観続けていた。コレだけでも十分に来た価値があるってモノだが、自分自身かなり楽しむことができ、チケット以上のバリューは感じることができたのではと思う。

 

終演後、上野駅公園口の上にあるパンケーキ推しの店に入る。メニューは食事系はどれもほぼ横一線のお値段設定。パンケーキと本格的な食事とでもほぼお値段変わらないんですね。

というわけで食事1品とパンケーキ2品をオーダー。結構な出費になったがまあ仕方ない。そういうメニューのモノ、かつ娘と一緒に店の外を自分か奥さんの出歩くというのが並行して行われたのでかなりゆっくりした滞在となった。

 

ただコレ、実はタイミング的にはちょっと自分としては厳しいところもありまして。

というのは、この時間帯に大学時代の部活のOB会の演奏会の年代別出し物の練習が控えていたんです。

開始時刻より1時間半遅れで練習会場に到着。一部遠方からやってきた人もおり、マジメに参加していた方々には申し訳ないことをしてしまった。まあ逆にそのお蔭で結構遅くまで飲み会にいても特に問題にはならなかった面もあるんだけども。

自分が4年、ラストシーズンのときに演奏した曲でSの指揮。あの当時この曲は火の玉状態になってやってたっけという懐かしさと、さすがにあのとき以来となると記憶はかなり怪しいところがあるため、手探り感との中やっていた。

あとこの当時自分は本来担当していたパートよりだいぶ音域の高いところを救援的位置づけでやっていた経緯から、今回もここをやりなさいという話になっていた。今も合唱はやっているとはいえ、ここの音域ののどは全くできていないのでここはツラかった。月1回ペースで2月半ばの本番まであと2回練習が設定されているが、コレでどこまでできるようになるかですね。

 

10数年ぶりに会う人も結構おり、こーいう中ではやはり同窓会的なムードになりますね。練習の後は飲み会が開催された。4時間くらい。

酒も進むというモノで、先述の普段よりだいぶ高い音域を歌った後で酒、そして斜め前に座ってる2Hのチェーンスモーキングの影響で予想通り翌日、つまり今日は喉がかれてしまった。まあでも先週体調が崩れなかっただけだいぶ良かったとは思うが。

 

家に帰ってからは飲酒せずそのまま就寝し、今日もまた8時起き。

奥さんが朝から夕方まで外出のため。つまり娘の世話がその間ずっと必要だったんですね。喉こそかれていたものの二日酔いにはなっておらず良かった。ビールばかり飲んでてチャンポンにならなかったのが良かったんだろうと思う。

体調も何も、若くはないので酒の飲み方には気をつけねばと思わずにはいられぬ今日この頃ですね。