Chapter 37: 歌声ひびけ | Jet Stream

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庭の片隅で、
チンチロリ~ン♪
って、893がどんぶり持って遊んでるわね。

今日は夕方から外出。3週間前に演奏会をやった場所へ。高校時代の同級生Yからの熱烈な誘いがあり、チケットを貰ったため行くことになったT大オケの演奏会である。

開演時間に遅れそうになったためちょっとあせったがどうにか間に合う。まあお客の多いこと多いこと。人見記念にこんなに人いるの初めて見たなぁ。やはり大学オケの中でも有名なところなんだろうな、と思いかなり期待。空いてる席を探すのにちょっと手間取ったけど。

曲目は

1. メンデルスゾーン 「真夏の夜の夢序曲」

2. ストラヴィンスキー バレエ組曲「火の鳥」(Ver. 1919)

3. フランク 「交響曲ニ短調」


選曲がとても良かったと思う。この団は序曲、組曲(or交響曲)、交響曲の順番で基本的に演奏してきたみたいですね。どっかの大学みたいに、団員数が多いのをいいことにメガトン級の曲を次々とお見舞いするのと違い、聴きやすかった。

インタミで部活のOBの方複数にお会いする。「世間は狭いな」とつくづく思った。今後お会いした時は、今日のこともネタにしてよ~く挨拶しとこう。

プログラム中Yは1.と3.に登場。吹っ飛ばしてたなぁ。完全に「主力」としての貫録ですなぁ。(笑)

演奏は全体的にかなりレベル高かったと思う。ものすごく一生懸命にやっていた。正直2日前よりも好感だった。A先生ごめんなさい。今後全国ツアー(西日本だけだけど)が予定されているそうで、回を重ねるごとにより良いレベルへと突き進んで行ってほしいなあ、と思う。ただ、この大学今テスト週間中なんですよね…。大丈夫なんだろうか??

ちなみにこの演奏会でダントツに印象に残ったのは、プログラム内の曲ではなかった。長い長いアンコールである。1曲目はバッハの「ゲーセン上のアリア」。ここまではフツーと言っていい。ここまでは…。

2曲目の前でMC。観客参加型の「うた」イベントをするから協力を…とのこと。パンフ裏面に楽譜が。。カノン(Canon)と書いてあったが某カメラメーカーしか思い浮かばん。でも毎回恒例でやってることみたいなんですね。

楽団員によってセクションまで勝手に分けられて「うた」開始。

…………。

前奏長すぎ。3分近くって…?観客の中にはこの「うた」を声張り上げて歌ってたのがいたが、多分関係者だろう。

スゴイ。こんなオーケストラ初めてだ。先述の「メガトン大学」のオケでもこんなことやらんわ。

終了後、高校時代の同級生Kとてんやへ。話をして分かったことだが、どうやら知り合いに来年から社会へ出る人はほぼいないらしい。いいねぇ、自分もモラトリアム時間がもっと欲しいものだ。あれもしたいしこれもしたいって考えは次々出せる。

でもまあそれ以外にみんなそれぞれ固有の悩みを抱えつつ過ごしてるんだろうなと思える内容もいくつか話題に出てきてはいた。

ロースクールか…。

恐らく将来に不安を抱えず生きてる人なんて、少なくとも自分の知り合いの中にはいないんだろう。自分の選択した道、それへの傷害、不透明きわまる見通し…。

隣人の庭がきれいに見えてしまうのは仕方ないことなのかもしれないが、できるだけそのように感じることの少ない歩み方ができればいいなと思う。本来隣人の庭をうらやましがることは現実逃避の一環であるんだろうから。卑怯ととらえられても仕方ないかも。

そのためには、その場その場で自分のできることを堅実にやっていくことがやっぱり大事なんだろう。当たり前のことだろうけど完全な形で実践するのは恐らく至難の業。後悔するのを恐れればできるってものでもないからなあ。

まあ自分もいろいろ頑張らないと。特に勉強は大事ね。。

食後、三軒茶屋駅でかつてオケで短期間一緒だったOと会いしばししゃべる。彼は本来無口なんだろうな。オケでの彼のいたパートの人達とは全く別の方向に向かって歩んでいるOだが、彼には器のデカさを感じる。腕が確かな孤高の人になってもらいたいと思う。何となく。

そして渋谷駅でついにY登場。演奏会終演直後ということもあるのかも知れないが、高校のとき以上にパワフルな漢になったような気がする。ガンバレY。

総武線は線路内人立入の影響で間引き運転だった。ほんとやめてほしい。

錦糸町を出た後、車内でD.C.(音楽用語。違う意味で使ってるけど)してた女性がいた。電車とかタクシーの車内でこれやっちゃう人って実は女性の方が多いんですよね。お気をつけて。


で、今酒を飲みながら書いてたところ、もうこんな時間なんですね。なぜかWindows Vistaからブログの文章打ちにくい(打っても画面に反映されないこと多し)んですよ。ハハハ。何とかしてください。

それでは、お休みなさい。