兄貴、ごめんね



なんで謝んの?お前が気にすることじゃない


それにごめんじゃなくて、ありがとうって言ってよ

迷惑じゃないから




うん

ありがと




そういうと、兄貴は私の頭を撫でてくれた

なんか落ち着いたのと、疲れたのかそのまま眠ってしまった……









美紅?美紅?



う……ん……


どれくらい寝てただろう

兄貴の声で起きた




夕飯食べれるか?準備出来てるって




あっ、うん

食べれると思う




じゃあ着替えよっか

制服のままだし




うん

着替える






着替えてリビングに向かった




だけどちょっと気持ち悪くてなんか箸が進まない





美紅?食べやすいのにする?

無理して食べなくていいんだから




うん

生田、ごめん
お粥に変えてくれる?



かしこまりました。ただいまお持ちいたします。




ありがとう





美紅?無理すんな

なんかあったら言いにこいよ


俺はいつでも味方だから





うん
ありがとう




美紅様、お粥どうぞ




ありがとう




いざ食べようと思ったけど熱くてふーふーしながら食べた



なんとか完食して、ごちそうさまをした




兄貴より早く食べ終わったけど、まだ、座ったままでいる




美紅?部屋戻って休んでろ



いい

兄貴といる





いいから戻って休んでろ

どうせ無理して悪化させるだろ




そこまで言われると、元も子もない

仕方なく生田に連れられて部屋に戻ることにした