2024.7/5〜7/7 @シブゲキ
BARREL Produce
「ovation! ovation!!」無事閉幕しました。
本当に無事に終わってホッとしました。
大野くんを中心に皆んなで創った舞台、そして皆んなで作ったカンパニーでした。キャストの皆んな、スタッフの皆さん本当にありがとうございました。そしてお客様。悪天候の日もありましたが、ご来場いただき本当にありがとうございました。Instagramを通じて沢山の感想をいただきました。嬉しかったです。
今回の公演はBARREL所属の大野洸貴くんから声をかけてもらったところから始まりました。彼がプロデューサーとなり舞台を創ると、その演出をしてくれないか?という内容でした。実は最初は大野くんが脚本を担当する予定でした。その台本は僕も読ませていただきました。大野くんが生まれて初めて書いた台本は、文章もガタガタで、荒くて、物語の展開もない内容でした。ただ、ここには大野くんが芸能を目指し駆ける中で感じた想いや疑問、壁、そして夢が詰まったいました。僕は経験上からこの脚本をそのまま舞台に乗せるのは難しいと告げました。しかし未だ経験をしていない提案をしました。「この想いを必ず形にするから、脚色を任せてくれないか?」と。
大野くんがどんな舞台にしたいか、役者としてどんな経験をしたいか、どんな稽古をしたいかを聞きました。そこでは意外な答えが並びました。そこで、「歌やダンスを入れた上での会話劇」を書いていくことになりました。僕としては歌やダンスが多い作品を創る方が何十倍も簡単でした。ここで話はキャスティングと配役になります…。
結果本当に良いメンバーが集まってくれました。大野くんが声をかけて、僕も声をかけて、集まった人たち。とにかく作品に前向きで、お客さんをお迎えするまで諦めることなく躍進してくれた皆んなを心から尊敬しています。僕を気遣ってくれたり、大野くんが大変な中でカバーしてくれたり、自分の経験を他のメンバーに分け隔てなく共有してくれたり。稽古序盤から考えると、本番前の団結力は考えられないほどのものでした。
個人的には、藤堂や河村は孤独や別れや大きな決断を経験している人に演じてほしいという気持ちがありました。過去の経歴から、朝田淳弥くんと織田奈那さんはピッタリでした。過去の活動で得た経験や感情は必ず役に憑依すると僕は思っています。役と自分がかけ離れていても、乗せる感情は近いものがあると思っています。辛い経験を芝居に、ダンスに、コメディに乗せた彼らは格好良かったです。
さらに個人的な話ですが、小原汰武、桜木那智、樋口拓海と舞台を創れたのは嬉しかったです。育成期間中の彼らを「先生」として見つめていた僕は、今彼らと並列に作品を眺めていると思うと嬉しくて堪りませんでした。この舞台でもそれぞれの魅力を出してくれました。太田彩佳さんは振付した舞台での稽古姿勢が印象的で、きっと舞台も稽古も引っ張っていってくれると確信してました。有り難かったです。
Q-TAROさんとご一緒できた事は、大阪にいた頃の僕に自慢したいですね。そして誰よりも役に実直で、その姿が感動も呼びましたね。恭路くんは本当に面白かったなぁ。でもちゃんと物語上で仕事をしていて素晴らしかった。井尻くんは片桐役にぴったりで、バランスを取る部分とワガママな部分がカンパニーそのものを支えていました。荒川さんは最後まで色んな挑戦と調整をしてくれました。急遽セリフを追加させてくれて感謝です。楽しかった。清水さんはずっと苦戦していましたが、何かを掴むと凄いスピードで躍進していった姿が印象的でした。成尾くんはBARREL所属ということもあり、僕が伝えられることを伝えながら、稽古に励んでもらいました。舞台を楽しんでいる姿を見せてくれて嬉しかったです。
ちなみに、この物語はもともとは僕が所属しているダンスアクトチームDACTpartyの物語でもあります。4人いたチームメンバーも今は3人。ここまでの物語を「カーテンコール」という作品をベースに取り込み、僕の想いも乗せました。今こういう作品を創るとなった時、僕の中のタイムリーなトピックも取り込むことで、僕も舞台上にいる気持ちで稽古からキャストを見つめました。大野くんの人生と僕の人生を取り入れた合作となりました。
稽古には代役としてy-u-kariさんと香穂さんと川嶋芙優さんがきてくれました。本当にありがとうございました。スタッフさん含め、一人でも欠けたらこの舞台は成立してないと思います。舞台上はあり得ない展開も多々ありましたが、舞台裏というのは本当に「あり得ないこと」が多々ありますね。どこの社会やメディアも同じだと思います。そんな時にCrazy Dogg'sの誰か、そして背中を押したスタッフの声を自分に投げてあげてほしいと思います。
脚本・演出に加え「トレンチコートマフィア」の赤坂と片桐のソロ、そしてスペシャルエンディングのメンズダンスの振付をさせていただきました。また一緒に踊ろうね。
正安寺悠造









