今から書く内容は、
読むと気持ちが悪くなると思いますし、
ドン引きされると思います。
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植物を育てている人が私の家に来られると、
皆さんおっしゃることがあります。
「mayaさんの庭の植物は、少しも虫に食われていませんね。
この辺りは害虫が少なくて、
植物にとても良い環境なのでしょうね。」
「mayaさんが育てている植物は、
虫食いのあとが少しも無くて、とても綺麗にしている。
普通は、コガネムシや芋虫に食われた葉っぱがあるものだけど、
1つも見当たらない。」
説明が面倒ですし、
本当のことを言うとドン引きされそうですので言いませんが、
15年ぐらい前から、
夜になると火バサミ持って、懐中電灯を照らして、2時間ぐらいかけて見回って害虫退治をしています。
コガネムシ、芋虫、ヨトウムシ、ネキリムシ、カタツムリ、ナメクジなどが活動するのは夜暗くなってからです。
見回り始めたきっかけは、
ある時、庭に出ていたら、
薄暗くなるのと同時に、
数えきれないくらいのコガネムシが芝生の中から飛び立つ瞬間に出会いました。
ブーンと飛び立つ音と、沢山のコガネムシが飛び回るさまは、
壮観というか、
嬉しくは無いけど、滅多に出会えない光景で、
とても興味深かったです。
(その後、庭に大量のコガネムシが発生した理由を考えていたのですが、
ある時、知り合いの言葉で気づきました。
「子供の頃、牛小屋の堆肥の下にいるカブトムシの幼虫を取って遊んでいた。」
カブトムシとコガネムシの幼虫は似たようなものです。
私はその頃、芝生の緑を美しく保つために、
牛糞の堆肥を大量にまいていました。
つまり、芝生がコガネムシの幼虫の養殖場になっていたんですね。
これがきっかけで、牛糞の堆肥をやるのをやめました。)
ブーンブーンと庭じゅうから飛び立つ無数のコガネムシ。
のんびり眺めてはいられません。
手を伸ばして片っ端から捕獲。
庭を少し耕すと、コガネムシの幼虫がごろごろ出て来ます。
それも捕獲。
次の日も次の日も、夕方薄暗くなったころ外に出て、飛び立つコガネムシを捕獲。
ベリー類や桑の木など、コガネムシが無数に付いていましたので、
それも捕獲。
庭を見回る時に目に付く その他の害虫も捕獲。
カタツムリの場合、
捕獲した最初の晩は、バケツに半分くらい取れました。
庭の塀の隙間を懐中電灯で照らすと、
孵化して間が無いカタツムリが沢山います。
それも捕獲。
カタツムリと同時に、
無数のナメクジも出ますので、それも捕獲。
気持ち悪くてたまらないけど、
植物を育てるためには仕方ありません。
こうやって、真冬を除く毎晩、かれこれ15年続けている間に、
コガネムシとカタツムリは、ほとんど見かけなくなりました。
朝晩、イエヒメアリの追跡もしていますが、
夜の植物の見回りの延長みたいなものです。
夫は、夜の見回りの様子を見ていません。
庭に、どれほど沢山の害虫がいるのか、想像できないみたいです。
この前の大雨の前に、
椿油粕を庭にまいておいたら、
翌日大量のミミズが芝生から出て来た、という話を先日書きました。
夫に、
「いったい何匹出て来たと思う?」と訊いてみました。
私は、片付ける時に、どの害虫も数を数えます。
「10匹ぐらい」と言いましたので、
正確な数を教えたところ、
物凄く驚いて、
「その数、ブログに書いた?」と言いました。
いったい何匹出て来て、片付けたか書きますね。
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225匹です。
5月6月は、ミミズの孵化時期なのだそうです。
植物の観察は大好きで、
何時間見ていても見飽きないのですが、
害虫退治と病気の予防作業だけは、
何年経っても慣れません。
本当に気持ち悪い。
でも、これをやらないと、
植物を美しく保つことは出来ません。