水ぼうそうで5日ほど外出禁止だった小学校1年生の長女モー子。

 

発症から3日目くらいには体が回復し、暇をもてあましていたので

家事のお手伝いをしてもらうことにした。

 

そしてただ手伝ってもらうだけでは面白くないので

「おてつだい」と「かいもの」を組み合わせた遊びを考えた。

 

ちょうど学研の「おかね」というドリルをやっていて、

おかねや買い物について興味を持ちはじめたが

日常的に頻繁におつかいなどをさせられるわけではないし、

水ぼうそうにかかっていては外出もできない。

 

まずモー子が普段からやっていたり、

やり方を教えればできそうなことから、

お手伝いの報酬リストを作った。

 

・げんかんそうじ     50えん

・せんたくものたたみ 30えん

・テーブルセット(ふきんがけと箸を並べる、配膳も含む)20円

・ベランダデッキのぞうきんがけ 100えん

・へやのぞうきんがけ 100円

・新聞・郵便をとってくる 10円

・おとうさんの靴磨き(布でふくだけ) 100円

・おとうさんの布団敷き 50円

・ベッドメイク(乱れた寝具を直す) 10円

その他、お仕事募集中

 

「このおてつだいをしたら、これだけおこづかいをあげるよ。

きょうのおやつは、そのおこづかいで買ってね。」

 

(値段設定について議論はあるかもしれないが

私がしてもらって助かると感じるものは

高い値段をつけている。

価格は需要と供給で決まる。)

 

つづいて家にあるお菓子にサインペンで値段を書いた。

 

・グミ、飴(個包装) 10円/1個

・ミニゼリー 20円/1個

・ホームパイ(2個入り) 20円/1袋

・黒豆せんべい 20円/1枚

・ラムネ 30円/1袋

・グミ(10個入り) 50円/1袋

・ポップコーン 100円/小さめの1袋

・牛乳プリン(手作り) 20円/1個

など

 

がぜんやる気になったモー子。

 

はりきって初日は玄関掃除、テーブルセット、洗濯物たたみ、

ふとん敷きをやって150円を稼ぎ、

もらったおこづかいで買えるおやつ2つを70円分買い、

(おやつは2種類までというルール)

残った80円は「ちょきん」した。

 

ただしやりとりは本物のお金ではなく、

学研の「おかね」というドリルにふろくとしてついてきた

厚紙でできたおもちゃのお金。

 

はじめてのおこづかいはバーチャル通貨。

なんて今どきな…‼

デジタルではなくアナログだけど。

 

翌日も積極的にお手伝いをし、

ふとんたたみ、雑巾がけ、洗濯物たたみで140円の報酬を得る。

イチゴミルク飴、えびせん1袋で110円を使った。

残ったお金は30円。

昨日のちょきんと合わせて110円になった。

(「くりこし」という言葉はまだ難しいらしい)

 

モー子のえらいところは

せっせと働いてもらったお金を自分だけで使わず、

「チー子はまだおこづかいもらってないでしょ。

おかねあるから、かってあげる。」

と、妹におやつをおごってあげようとするところ。

 

「それはモー子のおかねでしょ。

いいよ、ちょきんしておきなさい」

人のために使えるんだね…

おかあさんはじんときました。

 

せっかくなので、この取り組みを記録して、

日記を兼ねた簡単な帳簿を作らせることにした。

 

6歳にして帳簿付け。

算数とお金の計算、国語の勉強にもなる。

これが続いたら面白い。

 

平日はなかなか難しいけど

週末などに一生懸命お手伝いして「ちょきん」が貯まったら、

本物のお金と両替して

欲しい本など好きなものを買っていいことにしてあげよう。