お盆がやってきます。
東京などでは新暦の7月にするそうですが、ほとんどの地域が8月に迎えます。
仏壇がある実家では、毎年お盆の準備をします。
地域によって飾りつけなどは違うと思いますが、実家の(宮城県)様子を紹介します。
まず仏壇をお盆仕様にします。
テーブルの上には棒を渡して畑で採れた小なす、いんげん、ししとう、ほおずきに糸を通しぶらさげます。
あとまんじゅう麩という鈴みたいな形をしたお麩もぶらさげます。
テーブルの上には「がず」と呼ばれる藁の器に団子や温麺(うーめん)などをのせます。
あときゅうりの馬となすの牛をのせます。
あとは提灯を出し夕方に点けます。
庭におがらを焚き迎え火をし、夜に花火(手持ち、置き)もします。
送り火も同様です。
今頃は御霊も馬に乗って家族のもとに駆けていることでしょう。
今年は実家には行けませんが静かに心の準備をしたいと思います。