ごらんいただきありがとうございます。

 

ここのところ本格的に寒いですね。

 

家でじっとしていると昼間でもしんしんと冷えます。

 

それでもこんな時期に最適なお菓子があって、それが「パイ」。

 

理由はパイ生地がダレることがないから。

 

ただし、暖房で暖めた部屋ではダメです笑

 

そこそこ寒い部屋で、しっかり着込んでパイ作り!には最適な1月です。

 

 

「グラニースミス」りんごを使ってみました

 

 

年末に購入した「グラニースミス」。

 

グラニースミス、アップルパイの代名詞みたいなりんごです。

 

(実際アップルパイ専門店の店名でもありますね。)

 

サイズ指定をしなかったら大玉が来ました。

 

小玉が人気のようですが、もう売り切れでした。

 

大も小も味に違いはないでしょう。

 

 

 

アップルパイと言っても本当にいろいろなレシピがあります。

 

まず、生のりんごをそのまま入れて焼くアメリカのアップルパイ。

 

次にりんごを下煮してそれを使うオーソドックスなアップルパイは日本人に馴染みのあるタイプ。

 

せっかくグラニースミスを入手したのでアメリカンタイプに挑戦してみました。

 

これが大失敗!

 

原因はいろいろありますが、リベンジしてみたいと思います。

 

そのときにこの失敗談を説明しますね。

 

 

 

煮るとわかるグラニースミスの美味しさ!

 

気を取り直してオーソドックスなタイプで作り直しました。

 

りんごも下煮して使う事にします。

 

大きなグラニースミスを8等分のくし形にカットし、皮をむいて端から8ミリくらいカットしたいちょう切り。

 

そのりんごの重さの2割のグラニュー糖をまぶし、すぐに煮始めます。

 

火通りはよく、一部少し煮くずれる程度に煮上げました。

 

 

紅玉やサンふじと異なる、とてもいい匂いがします。

 

これは初めての香りかも、と思いながら味をみると・・・

 

甘酸っぱくてとてもおいしい!

 

高貴な香りと甘酸っぱい風味が特徴。

 

生ではこの香りがはっきりしないのですが、煮ると断然おいしい。

 

酸味も紅玉以上でしょうか。

 

これはおいしいです!

 

アメリカではこのりんごが酸っぱすぎるので砂糖をたくさん入れてしまうようですが・・・。

 

 

私はこちらで購入しました。

 

現時点でまだ、販売中です。

 

このりんご、冷蔵保存してあげると長期保存可能だそう。

 

私はキッチンペーパーでくるみ、ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れています。

(この方法はネットで調べました。冬場とはいえ、室内に保管しないほうがいいみたいですね)

 

お菓子はもちろん、このりんごを上記のように加工して瓶詰しておけば1年中楽しめます。

 

パイにしなくてもいろいろな使い方ができます。

 

お菓子はもちろん、お肉に添えたり・・・。

 

アップルソース的な使い方をするためにもお砂糖は最小限に加工したほうがいいかも。

 

 

アップルパイレシピ

 

アップルパイは一気に作ることはできないので・・・。

(途中生地を休ませたり、りんごを煮て冷ましたり、がある)

夜、りんごの仕込みと生地を寝かせるところまでやっておくと翌日テキパキ一気に作れます。

 

この辺りの面倒さがパイ作りのハードルを上げているのでしょうか・・・

 

とはいえ、バターの扱いが簡単なこの時期にぜひ作ってみてはいかがでしょう。

 

<材料>底辺15cmのパイ皿

薄力粉     100g

強力粉     100g

無塩バター   110g

(1.5cm角にカット)

塩        小さじ1/2

冷水       100g

りんご     400g

(8カットくし切にして端から8ミリ厚さのいちょう切)

グラニュー糖  80g

 

※パイ生地作りが面倒な場合は冷凍パイシートでどうぞ。

 

<作り方>

*りんごは文中の作り方で下煮しておきます。

 

①フードプロセッサで粉類をざっと回して混ぜておきます。

バターの角切りを加え、パルスで少しずつ細かくしていきます。

一気にやるとお団子になって収集つかなくなるのでパルスで~。

 

②冷水を大さじ2位ずつ加えてはパルス、を繰り返してください。

 

③だんだんとまとまってきたら台に取り出し、ひとまとめに。

 

④スケッパーで半分にして1つを軽くつぶします。

スケッパーですぱっと半分にしては重ね、を3~4回繰り返し。

直径12cm位の円盤状にしてラップし冷蔵庫へ。

残りの生地も同じようにします。

最低2時間~一晩、生地を休ませます。

 

⑤軽く打ち粉した台で生地を伸ばしていきます。

麺棒で型より2cm位大きめの円形にします。

その際、少しずつ生地を回しながら、麺棒に生地を巻き取って上下を返しながら行います。

 

⑥型に敷き込み軽くラップして冷蔵庫へ。

 

⑦残りの生地も同様にのばします。

⑧冷蔵庫から⑥を取り出し、あらかじめ用意したりんごを敷き詰め、⑦をかぶせます。

⑨周囲を指でしっかりおさえ、空気穴をところどころ開けてから溶き卵を塗って

200℃のオーブンで40~50分。

焼き色がしっかりと着くまで焼きます。

 

 

残ったパイ生地で・・・

切り落としたパイ生地をカットして、溶き卵、グラニュー糖を振って10分程度(200℃)焼いてみてください。

これがとまらなくなる美味しさです!

(生地は丸めて伸ばし直ししないように!あくまでカットするだけです)

 

パイは熱々が一番おいしいです。

グラニースミス、機会があれば味わってみてください!

 

冷めてからも食べる前にトースターなどで温めなおしてどうぞ。

電子レンジでは別物になってしまうのでトースターで。

冷たいパイが劇的においしくなります!

 

 

今回は全粒粉を使用せず、普通の小麦粉(薄力と強力)を使いました。

 

できれば地元の全粒粉で作りたいと思っています。

 

薄力と強力を混ぜる意味は・・・

 

アメリカではパイにする小麦粉はペストリーフラワー、中力粉を使用するのが一般的だそうです。

 

地元の小麦粉はうどん用の中力粉ですから最適。

 

吸水などすこしコツがありそうなので探求していこうと思っています。

 

 

 

外は強風、でも日差しは温かく差し込んでいます。

 

おだやかにすこやかにお過ごしくださいませ。