昨晩は蒸し蒸しの寝苦しい夜でしたが、お元気でお過ごしでしょうか?

 

これから夏本番を迎える今日この頃。

 

オーブンを使ったお菓子がそろそろ(とっくに?!)しんどくなってきました。

 

今日は蒸し器を使ってのお菓子作り。

 

オーブンよりは部屋が温まらないので夏場もおすすめ、しかもオーブンよりも短時間でできるので助かります!

 

 

 

ラカントSを使用したお菓子作りの決定版・・・

 

 

さて、今回もラカントS関連の試作でした。

 

実は先日ご紹介した、ラカントSを使った血糖値が上がりにくいダイエットの抹茶パウンド

 

 

ですが、地味にずっと研究していました。

 

 

 

動画でご紹介もしましたが、そのあと、別立てレシピにしてさらにしっとりとカサ高く作るレシピも紹介。

 

ただ、「別立て」はハンドミキサーがほぼ必須(なしでもできますが・・・)なのでもっと簡単に、ということで蒸しパンに。

 

今まで簡易の蒸し器で作っていましたがちゃんとした蒸し器を購入。

 

 

蒸し器です。まんべんなく蒸気が上がります。

 

 

さっそくやってみました。

 

条件はオーブンで作るものとほぼ同じです。

 

作ってみて、蒸し器で作るメリットは・・・

 

 

泡立てる必要がないので糖分をラカントS100%で作れること

 

 

 

 

ラカントSはまったく泡立たないので、当分の一部を砂糖にして、ハンドミキサーで泡立ててから焼いていました。

 

蒸しパンなら泡立ての必要がないので100%ラカントで作れます。

 

こんなふうにふっくらと膨らみます(ベーキングパウダーは使用します)。

 

蒸しパンは泡立て作業なし!

 

断面もきめ細か。適度な弾力もあります。

 

 

ちょっとしたコツは・・・

 

 

ただ、砂糖を溶かすとき、ラカントは水分量に対して溶ける量のキャパがあるらしく、一定量を超えると溶けにくいということがあります。

 

対処方として、

 

1、後から加える豆乳を先にちょっと入れて、溶けやすくする。

 

2、湯煎にかける。

  

  卵にラカントSをすべて入れ、湯を張った大きめのボールをあてて泡立てる。

 

 

などの工夫で完全に溶かし切ることができます。

 

溶け残ると甘さが足りなく感じたりするのでしっかりとラカントが溶け切っていることを目視確認してみてください。

 

 

ラカントSのいい点おさらい

 

本来の目的である、ダイエット甘味料としての利点は・・・

 

カロリーゼロ、身体で代謝されないのでカロリー自体はありません。

 

ダイエット中でも安心。

 

さらに代謝されないので血糖値もあがりません。

 

お菓子に使う砂糖をラカントSに変えることでお菓子を食べても砂糖使用のものほどは血糖値が上がりません。

 

 

さらにラカントSの主成分、エリスリトールには虫歯予防効果もありました。

 

最近では虫歯菌の活動が抑えらえるということもわかってきたそうです。

 

 

 

ラカントのエリスリトールはトウモロコシ由来。

 

合成された甘味料ではないので正しく理解し臨機応変に使用してみては・・・。

 

 

ラカントSの抹茶蒸しパン

<材料> 蒸しパン 5~6個分

 

玄米粉         140g

 *米粉でもできます。血糖値上昇作用がより低いのは玄米粉です。

卵            2個

ラカントS        50g(30g位まで減らせます)

なたね油        40g

無調整豆乳      60g~80g

 *米粉の吸水加減で前後します。

レーズン        20g

 *レーズンを入れないとふくらみもさらにアップします。

抹茶          5g

ベーキングパウダー 5g

 

<下準備>

・カップにシリコンペーパーのカップをセット。

 *シリコンペーパーだとはがしやすいため。

 

<作り方>

①卵を溶いてラカントSを加え湯煎で溶かし切る。

②油を加えてよく混ぜる。

③豆乳をまず60g加えて混ぜる。

④抹茶と玄米粉をいっしょにふるい入れレーズンも加えて泡立て器でよく混ぜます。

⑤混ぜたら最低でも20分このまま放置し、粉に水分を吸水させます。

⑥時間が来たらベーキングパウダーを入れてしっかりと混ぜます。

 *この時点で生地が混ぜずらいほど吸水してしまっていたら10~20gの豆乳を追加してください。

⑦湯気の立った蒸し器に並べ、13、4分蒸します。

竹串を刺してみて生地が付かなければできあがり。

 

熱々をどうぞ!