千葉の一宮町に越してきて初めての秋。
「和」の柑橘、柚子、かぼす、すだち。
とても身近です!
手前 柚子 奥左 かぼす 奥右 すだち
地元野菜の直売所でかならず置いているのは柚子、かぼす。
かぼすは2個入り200~250円くらい。
1個100円です。東京だと1個250円。
ただし有名な産地の柚子。高知から来ています。
もともと高いのに輸送代も載っているのでしょうね。
そしてすだちはいすみ市の庭先にたくさんなっていて、
剪定されて捨てられるところを頂きました。
これだけ豊富で手軽に手に入ると、何か作りたくなります。
初夏の夏ミカンはピールにしたのですが、これがけっこう大変でした。
大好きなので毎年がんばりますけれど。
ピールにしなくても、すりおろすだけでもできそうだな、と思って・・・
これの出番です。写真は裏側です。
これで柑橘の表面をこするだけ。
料理研究家がよく使っていますが
わたしも今年、導入しました。
大正解! すごくいいです。
今年一番のいい買い物でしょうか。
洗う時もラクです。
話をもとに戻して。
このグレイダーで皮をおろし、あとは果汁をぎゅっと手で絞るだけ。
最初に小麦粉、バター少量で作りました。
柑橘(その時はすだち)の香りがしっかりと残ったパウンドケーキができました。
パウンドケーキといえば、バターたっぷりが正統派です。
でもオイルで作るパウンドケーキだと
「からだに優しい」のでおすすめ。
そして「和」の柑橘だから、小麦粉ではなくても
米粉のパウンドケーキ。
米粉がよく合います!
バター不使用、すだち玄米粉ケーキ。卵は使用しています。
さらに、バターも卵もなしのパウンドケーキもできます。
食べた時にもちもちしたパウンドケーキになるのでちょっと和菓子に近い感じですね。
グルテンフリーの人や乳製品を摂らない人に。
シンプルな焼き上がりに見えますが、カットすると、
ふわーっとすだちの香が立ち上ります。
そして断面は小麦全粒粉の粒と、
青いすだちのすりおろしが。
お茶といっしょにおやつにおすすめです。
もしバター以外の油脂で作ったら、焼き立てをすぐにどうぞ。
そして、米粉も小麦粉も、挽き立てがおすすめです!