だいぶ弱っていたものの、身の回りのことはまだ自分でできていた父が亡くなってしまいました。

発見したのは私で、瞬間的に出てきたのは「ごめんね」という贖罪や悔いる気持ち（自分、エゴ）でした。

なぜもっと早く気が付いてあげられなかったんだろう、なぜもっと気遣ってあげられなかったんだろう・・・という。

そしてすぐに、近しい人を亡くすと、多かれ少なかれ誰でもこういう気持ちになるのだろうな、と冷静に思っている私（わたし、セルフ）がいました。

「あんなこともしたかっただろうな、あれも食べたかっただろうな」と、この世的な目線で考えている私（自分、エゴ）がいる一方で、「肉体という重たいくびきから脱出して、今頃はおばあちゃんに会っているだろうな、お疲れさま、がんばったね、楽になれたね」と感謝や愛おしさでいっぱいになる私（わたし、セルフ）もいます。