賭け事は一瞬の興奮以外は魔の手しかない | 白鳥と猫とわたし

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 MLBドジャース大谷翔平選手をとんでもないスキャンダルに陥れた、元通訳による賭博の借金返済のための不正送金の実態が暴かれました。連邦当局は、元通訳を銀行詐欺容疑で訴追したと発表しました。容疑者は、なんと24億円以上もの大金を、賭博を仕切るブックメーカーに送金していたとされます。

 

 その手口は悪質で、本人になりすます形で流用し、本人にばれないような細工をしていたことが捜査で明らかになり、容疑者も罪を認めているようです。捜査当局から大谷選手は被害者であり、潔白であると判断されました。

 

 容疑者は、スーパースターの大谷選手のかたわらにいつもいたことで、日本でも知られた存在となり、好感を持つ人が多くいました。ところが、事件により裏の顔が明らかとなり、世間が仰天しています。

 

 容疑者が犯罪に走ったのは、賭博にのめり込んだためです。ギャンブル依存症という病気だから許されるというものではありません。

 

 専門家が指摘するように、ギャンブル依存症になると、理性が崩壊し、すべてはお金のためになり、別人格になると言います。容疑者のすぐ身近に桁違いの収入を得る人物がいたので、自身のギャンブルに投じる額が勝手に飛び上がっていったのかもしれません。容疑者をカモにしようと、彼の立場を利用しようとする輩もいるでしょう。

 

 世界中のいたるところで、大小問わず、合法か違法かを問わず、賭け事は行われています。アメリカをはじめ欧米などでは、身近にギャンブルを楽しむ傾向はあるでしょう。日本でも、競馬や競輪、競艇のほか、パチンコなど市中で楽しめるギャンブルはあり、傾倒している人は少なくないかもしれません。

 

 しかしながら、賭け事は、昔から、やりすぎては家族を苦しめ、家庭を崩壊させ、悲劇を招くと警鐘を鳴らされています。遊びやたしなむ程度であれば問題ないということでしょうが、一部の人は、深くのめり込んでしまう危険があることは否めません。

 

 小さな賭けでも、負けると気分はよくありません。たまたま勝って大金を手にすることで、おかしくなってしまうにしても、冷静に考えれば、一瞬の興奮しかありません。勝ち続けることなどあるわけなく、ほぼ負けが混んでいくものです。賭け事に狂い、容易に大金を手にすることがあったとして、価値観が歪み、乏しくなり、まともに生きられません。

 

 賭け事に、冷静な目を向けましょう。一瞬の興奮以外は、深い沼に陥る魔の手が広がっていると、自らに言い聞かせておくことは必要です。

 

 

 

 

 

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