圧政の逆境にあってもSNSの声は希望をつなげる | 白鳥と猫とわたし

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 ロシア北極圏にある刑務所で獄死した野党指導者のナワリヌイ氏について、遺体の取り扱いから葬儀のやり方まで、当局は反発の動きが拡大しないように介入し、または圧力をかけていた模様です。ようやく家族に引き渡され、厳しい監視のなかで、葬送は行われたのでしょうか。

 

 厳重な警備のなか、多くの人々がモスクワの通りにくり出し、葬儀では支持者の花束が十字架を埋め尽くすほどであったと伝えられます。さらに、プラカードでプーチン批判を掲げて、自由を叫び、ウクライナ侵攻をやめるよう訴える声も上がったとされます。

 

 どれほどの統制を引かれても、現代では、ソーシャルメディアにより、ナワリヌイ氏を支持し、政府への批判を強く訴える大きなうねりがあることが拡散され、あらためてSNSの少なからざる力が示されています。プーチン政権の抑圧はさらに厳しくなり、容易に状況を変えることはむずかしくとも、希望の灯を掲げることはできたのかもしれません。

 

 プーチン政権を批判することは、きわめてリスクがあり、拘束される危険があるわけですが、少なからざる人々が声を上げずにはいられなかったのでしょう。それは、人が持つ良心に違いありません。

 

 ロシアがますます凶暴化するなかでも、良心を抱く人はあり、それを示さずにはいられなかったのでしょう。小さくとも声に出すことで、自らを支えるところがあるのかもしれません。

 

 良心を持って生きなくては、希望ある未来には至りません。自分自身の一生を歩むために、賢明な人々が懸命に、勇気ある声をつなげていくことを望むばかりです。

 

 

 

 

 

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