屈指のマンモス校で知られる大学の伝統あるスポーツ部の寮で、違法薬物が蔓延し、複数の現役大学生が逮捕されるに及び、関係内部の腐敗は目に余るものがあり、世間から厳しい目が向けられています。さらに、問題に絡み、大学運営側の対応に不備が指摘され、混乱は広がり、上層部で対立し、機能不全をさらけ出す、見苦しい事態となっています。
ついには、廃部が発表され、賛否の声が起きていますが、おおむね世間の反応は厳しく、致し方ないととらえています。以前にも、悪質タックル問題があり、指導者や部全体が改善され、健全化することが求められていました。しかしながら、結局、不祥事を重ね、適切な管理が行われていないことが明らかとなりました。
当大学は、規模が拡大されることで、経営は安定化し、さらに活動を広げることが可能になったでしょう。スポーツ部などの活躍が認められ、優秀な人材が多く集まり、社会に還元することにもなったでしょう。
ところが、いつしか肥大化しすぎることで、利権が拡大し、それに群がる人物が経営に加担することで、不適切な問題が指摘されるようになったのではないでしょうか。本来の学び舎としての本分を忘れ、利権拡大に暴走し、今日の浅ましさにつながっていると思われてなりません。
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