限りなく無節操な政治家ゆえに戦争に無神経でいられるのか | 白鳥と猫とわたし

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 戦時下にあるロシアで、一部の政治家が新年に海外のリゾート地で豪華な休暇を楽しみ、さらに記念写真などをインターネット上に掲載し、世間から非難を浴びていると言います。ロシア国内においては、街が攻撃されるなどの直接的な被害はなく、一応、変わらぬ日常が送れるとしても、戦時であることは紛れもないでしょう。

 

 人々は、世界からの経済制裁で厳しい環境があり、なお、予備役として召集された人がいて、いつわが身にも迫ってくるかわからない状況で、くだんの政治家の行動には憤りを覚えるでしょう。詳しい戦況は明らかにされないとしても、国の中枢にたずさわる人間のまともな行動とは思えません。

 

 国民への統制は厳しく、戦争に異を唱えられないにしろ、高齢者を中心に政府への支持はなお高いとされます。しかし、一般とは別世界の場所でくつろぎ、裕福で、国の危機も我関せずの態度で、そのような政治家が中枢にいることにおおいに疑問を感じないのでしょうか。

 

 国の歴史や成り立ちが異なり、国民性や政治主体に違いはあるかもしれません。しかし、現代であれば、自国の優位を望んだとしても、暴力的に他を支配することや安易に戦争をして、不幸な人が生まれることは望まないものでしょう。

 

 本来、政治家は国益を守る任務はあるにしても、広い視野を持ち、外交や相互理解を深め、無用な争いは極力、避けることをモットーとすべきです。ところが、無節操きわまる政治家がはびこるゆえに、むごい戦争に無神経でいられるのかと思わずにはいられません。

 

 

 

 

 

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