自分の世界をみつめ望ましい姿を追求する大切さ | 白鳥と猫とわたし

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 ウクライナへのロシア軍の侵攻は、ほぼ世界では、侵略的な犯罪行為として、糾弾されています。そして、なかば狂人と化したプーチン政権の非道なふるまいとして、側近が阻止するなり、軍のクーデターで事態が展開させられないかと、希望を込め、世界じゅうで一刻も早い停戦がなされることを願っています。

 

 それほどに、この戦闘は無残で異常であり、多くの人が憤りを覚えています。西側諸国からの経済制裁は、ロシア国内にも混乱を及ぼしていますが、それだけでなく、冷静にとらえ、戦争に反対するロシア国民は少なくないようです。

 

 しかし、国内の統制は厳しく、拘束され、処罰されることから、おおやけには反論できない人は多くいるでしょう。それでも、各所で反戦デモが行われ、ネット上で異を唱える人はいます。なお、ロシアの現状に危機感を募らせ、将来への希望をなくし、国外への移住を考える人が増えているとされます。

 

 すでに航空による移動は選択肢が限られ、長距離列車で外国へ脱出しようとする人もいるようです。今後、ふたたび、かつての鉄のカーテンのように制限が課され、国外との往来が閉ざされることを危惧する人もいます。

 

 列車で国外に逃れ、取材に応じた女性の言葉が印象的でした。彼女は、以前より、反プーチンの立場を示していたとのことです。ロシアの行為を恥じ、祖国の混乱を嘆いています。しかし、自業自得かもしれないと彼女は言います。自分たちが独裁者を20年もそのままにしていたのだからと…。

 

 国の体制が異なり、歴史があり、真に民主主義が根付いていない地域も多くあります。けれども、現代は、比較的に情報を得やすく、個人の思考は多様化し、たしかな認識を持ち、個々に良識を高めることができます。ゆえに、命をかけて、意見をつらぬこうとする人が増えています。

 

 ロシアに関しては、強固な支配により、国が動かされてきた事実があるでしょう。けれども、かつて強権により他国に侵攻し、体制は弱体化し、崩壊した歴史もあります。国民は翻弄され、苦汁を味わった過去もあるでしょう。

 

 置かれた環境により、無力感やあきらめを抱くことなく、やはり、自分の世界をみつめ、よりよい未来を描き、望ましい姿を追求する姿勢を多くの人が持つことが重要です。それによって、取り巻く世界はかならず変わっていくはずです。

 

 

 

 

 

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