勝負の世界に向きあう覚悟と解放する展望を持つ必要性 | 白鳥と猫とわたし

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 現在、開催されている冬季オリンピックでは、熱戦が繰り広げられ、勝者はたたえられ、最高の名誉に浴するわけですが、一方で、いくつかの不可解な判定が取りざたされるなど、運営側の不備が少なからず指摘され、物議となっています。公平性が疑われる判定など管理に問題があることは、大会自体の権威を大きく失墜することになりかねません。

 

 多くのスポーツ競技において、オリンピックの舞台は最上のレベルであり、出場するオリンピアンたちは、相当の鍛錬を重ね、多くの勝負をくぐりぬけ、たどり着いています。身を粉にし、人生を費やしてまでトップを目指す技量に恵まれたからこそ、さらにスキルアップし、極限の争いを続けています。

 

 選手にとって、魅了される競技に出会い、才能を開花させ、高みを目指すよろこびを得られたことは、天啓であるかもしれません。上位を目指すほどに厳しく、勝負を意識せずにはいられません。

 

 勝負の場所に身を投じることは、楽な世界ではなく、覚悟を持たなくてはなりません。勝敗を意識しすぎては足かせとなることはあるかもしれませんが、トップ争いには、勝負への執念が横たわっていることはたしかでしょう。

 

 オリンピックでメダルを獲得することは、単に名誉を得られるということだけでなく、有名になり、マイナースポーツとされる選手でも、多くの報酬につながるきっかけともなります。それは、選手にとって苦労が報われ、励みになり、新たな人生を切り拓くことにもなるでしょう。

 

 プロアマに限らず、スポーツに半生を費やすことは、勝負の世界に翻弄され、満身創痍となることは少なくありません。そして、たいてい引退を余儀なくされる時を迎えます。それは、大きな決別であり、転機となるでしょう。

 

 プロスポーツで、運よく、かなり稼いだとして、十分な貯蓄がなく、新たな生活スタイルやセカンドキャリアに悩む例は、多くあります。アマチュアで指導者の道があるとして、不安定であるとか、何より自分自身が燃え尽き症候群とか、喪失感や無力感にさいなまれることもあります。

 

 長らく勝負の世界を歩む半生があったとして、人生そのものは、勝敗で割り切れるものではけしてありません。そして、自分の人生を素晴らしいと認めるのは、自分しかいません。

 

 長く続く、オリジナルライフがあり、それは自分自身で仕立てていく人生です。スポーツに限らず、物事に勝敗を決めつけず、おおらかに世界を広げていくことが上等です。柔軟に勝負の世界を解放し、自由でゆるやかな好ましい世界を自分自身で創造することができます。

 

 

 

 

 

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