エッセンシャルワークに限らず自分の仕事に誇りを賭ける | 白鳥と猫とわたし

白鳥と猫とわたし

~愛に満ち美と健康にめぐまれますように~

 

 コロナ禍で、社会全体が混乱し、感染拡大により、医療従事者などのエッセンシャルワーカーには大きな負担がかかっています。使命をこなすため、過酷な状況に立ち向かっている方々に、敬服するばかりです。

 

 しかしながら、感染症の最前線で活動することで、当人や家族まで、不当な差別やいやがらせを受けることがあり、激務も相まって、職を辞する人が少なくないようです。包括的なケアと手厚いフォローがなければ、医療崩壊の危機をまぬかれません。

 

 一方、特に旅行業や飲食関係などの業種に携わる人たちは、経営危機や失職に見舞われ、生活に困窮する人が少なくありません。時短要請や制約を受け、先行きは不透明で、仕事の存続が危ぶまれ、自身の身のふり方に悩む人も多くいるでしょう。

 

 そのほか、娯楽などエンタメ業界なども、必要性を認められないとか、感染リスクを指摘され、抑制されています。世の中の雰囲気もあり、人々が自粛生活に向かうことで、さらに厳しい経営を強いられているのが実情です。

 

 テーマパークでパフォーマンスの仕事に従事していた女性が、窮状を訴えています。もともと不安定な立場ではあったものの、夢を描き、難関をくぐり、タレント性を認められ、職を得たことに誇りを持っていました。ところが、この事態で身分も生活も危うく、やるせない思いにさいなまれています。

 

 パンデミックで世界中が動転し、必要な対策とはいえ、各所で異常な状況が起きています。本来の人間らしい営みは制限され、自由には生きられない事態ともなっています。これは異質であり、嘆かわしいとしか言いようがありません。

 

 けれども、相応の対処で困難を克服していかなくてはならないことはあるのでしょう。個人的に、窮地に立っている人も少なくありません。ただ、どうにか手立てを講じて、苦境を乗り切ることは必要です。

 

 いつかアフターコロナと言われる時期がやってくるとして、世界は大きく転換する部分はあるでしょう。しかしながら、人間が人間である以上、パンのみにて生きることに満足はしません。人として自由に想像し、羽ばたくことは、生きる根源であるにちがいありません。

 

 新たなる世界で、自分がめざす道やたずさわる仕事に誇りを持ち、自らを輝かせることを信じて、今を乗り越えていくことが賢明ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

一般社団法人ユニバーサル・インテリジェンスは

だれもが自分らしく、
心ゆたかに過ごすライフスタイルを

ご提案します。

当ウェブサイトをご覧ください。

 

URL http://www.uni-intel.org/