〈QOL〉科学万能主義に支配されて心が封じ込められないように | 白鳥と猫とわたし

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~愛に満ち美と健康にめぐまれますように~

 

 現代は、科学万能主義が浸透して、現代人は、科学的、合理的な思考に支配されていると言えるでしょう。非科学的なものは迷信として、不確実なものを排除する考え方がスタンダードとなっています。

 

 伝統的な宗教などは、文化的な遺産として敬意を払いつつも、科学とは一線を画す存在に位置づけられています。人々の信仰心は、心のよりどころとか、メンタルケアに効果的な範囲で有効とした、見方があるかもしれません。

 

 一般的に、度の過ぎた宗教への傾倒は警戒され、閉鎖的で過激な新興宗教などはカルトとして、危険視される向きがあります。たしかに、人の純粋な思いとか、不安定な精神状態を利用して、宗教の名を借り、不当に人心を操ることは許されるものではありません。

 

 科学的な思考で、合理的で賢明な判断力を養うことは重要なことです。ところが、人は、科学万能の現代にあっても、すべてを合理的な思考だけで判断して行動できるものではありません。むしろ、不確実でも夢を追うこと、迷い悩んだとき、何かにすがりたい気持ちになるのが人間らしいと言えるでしょう。

 

 科学が席巻する現代であっても、人はロボットではなく、人間味のある心を携えているということです。現代人は、科学的な判断を尊重しつつも、心に抱く思いを大切に、想念の力を信じるところも多いのではないでしょうか。

 

 それが、希望を抱いて前向きに生きられる力となり、現実に夢を成し遂げる原動力にもなると、多くの人が認めるところでしょう。合理的に判断するばかりでは、夢を実現することはできません。

 

 平板でつまらないと感じられる人生より、大きな目標を掲げ、チャレンジすることで大きな満足を得られるでしょう。たとえ困難があって、好ましい結果を得られないとしても、多くの経験が自分の糧になります。そして、新たな夢をわき立たせることもあります。

 

 気持ちが沈んだときとか、苦悩を抱えたときなど、科学的な指摘では癒されることはないでしょう。希望を抱いて、前に向かっていくために、心に秘められたパワーを信じることが何よりのクスリになります。

 

 現代に生きる私たちは、科学万能に支配されて、心が封じ込められないよう、自分のなかに真に豊かな土壌を養っていくことが大切です。それは、科学を越えた、もともと自らに備えられている力を信じることなのです。

 

 自由な意識に目覚めて、クオリティ・オブ・ライフを高めましょう♪

 

 

 

 

 

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