- 椎名林檎×斎藤ネコ 平成風俗(初回限定盤)
私は、わりとサントラが好きなほう。
映像と音楽が溶け込んで、イメージが容易だからかな。
さて、こちらの平成風俗(椎名林檎×斎藤ネコ )
ジャンルとしては、映画音楽です。
ただ、まだ映像を見てないんですよね。だから、複雑。
聴く限りには、映像を見たいと思わせる。ただ、映画の評価が悪いから効果的に使用されているのか、心配です。(余計なお世話希望)
ストーリーは原作自体も深みがなかったので、映像美だけが目的やってんけど、小耳に挟んだ限りでは、ありえん着物スタイルでげんなり傾向です。
では、感想です。
『人にお勧めするのは、難しい。自分が楽しむのには、最適。』
既存曲の単なる焼き直しと、厳しいお声もあるようですね。
きちんと作られている、仕事されている印象を受けました。
欲しいモンが違えば、評価は違って当たり前なので。
(さくらんBGM集とかにすりゃぁー、解決したのかな?考えたら、格好悪いけどね。)
私は、BGMとして良いと感じました。
林檎さんのストレートな部分に、共感したい方には物足りないかも。
洗練された、聴くための音楽でした。
既存曲をオーケストラアレンジにしていく過程。充実していただろうな、と思わせます。
そう言いながら、新曲のハツコイ娼婦。一番のお気に入りです。
2007-02-24
追記、訂正しました。
感想の書き方が、拙くて人に何かを伝える文章でない事を深くお詫びいたします。
読んでくださったかた、この場を借りてお礼を申し上げます。
01.ギャンブル
ライブ録音での、猟奇的な曲調から一変。スタジオ録音は、静かながら、女のヒステリックさを思わせるような、感情的な曲に仕上がってました。気に入ってます。
02.茎
Jazz です。完璧に背景として成り立つ曲でございました。映画、見たくなります。
03.錯乱
曲の良さの前に、渡辺美里を思い出すんですよね…ゴメンナサイ。
04.ハツコイ娼女
好きです、彼女の多彩さに惚れ直します。今までにない曲調のなかにも林檎色がチラリ。気に入ってます。この曲が一番好き。
05.パパイヤマンゴー
カヴァーです。
06.意識
淡々と。ヒステリックさ、抑えてます。どんな風に使われるのかな?
07.浴室
ミックスさせるのも悪くはないけど、どんな効果があるのか映像を見ないとわからない。
08.迷彩
このVer.ならば、インストオンリーが好みかも。
09.ポルターガイスト
気に入ってます。原曲は、ドキドキ感があり、その瞬間の気持ちを表しているのがよく伝わっていました。こちらは、その瞬間を思い出している感じがする。曲調が途中で変わるときも好き。ハッと現実にかえった瞬間のようで。前半部分、昔のフィルムをまわす音とか混ぜてみたくなるなぁって思ったのはこういうイメージが沸いたから。今度、唄いたいな。
10.カリソメ乙女
日本語の粋な曲調とは違い、まとめたり、引き締めたり効果的に使えそうな曲。
11.花魁
特別な印象をもてず。でも、BGMってそんなもの。映画で効果的に使われてナンボの曲かも。浮雲の曲だそうです。
12.夢のあと
サビに行くまでのヴォーカルが、とくに丁寧に音を発していて良いと思う。
13.この世の限り
前半のハモリ部分の声質の組み合わせが好みでない。英歌詞からは、好き。
聴こうという態勢で挑むのは、間違い。意識せず、聴いたほうが心地よいなと…反省。
さらに、追記する予定。
印象が、すこし変化してきました。