『C』の同窓会に出席したわたしは、寝る前にカラアゲくんに「ごちそうさま」メールをした。
寝て起きてから、ゴディバくんに「楽しかったね」とメールした。
シュークリームくんには何か書こうとしてやめた。
ハンバーグには、試しに電話してみたが出なかったが、しばらくしてかかってきた。
ハンバーグは
「何でそういうメンバーが揃って、ハンバーグさん呼ぼうってならへんのやろなー淋しいわー」
と言った。
キミがそういうときにみんな奢ったりするようなオトコマエじゃないから呼ばれないってこと、わかんないだろうな。
わたしは
「みんなわたしに気を遣ったんじゃない?」
とそっけなく言ってしまった。
「すいにゃんがいるって聞いたから行ってんで」
とハンバーグに恩着せがましく言われ、電話しなければ良かったと思った。
夜になってチャーハンから
《ねぇ 久々に会える? 飲まない?》
みたいな来店促進メールが来て、そっけなく断った。
《明日、朝9時半から会議なの。寝れなくて体が辛いのもあるけど、酔えなくてつまんない》
チャーハンは簡単に引き下がった。
《そりゃぁ そうだなぁ(笑) じゃぁ いつならいい?》
チャーハンはわたしを放置する前日の一週間前から『H』には出勤していないらしく、今日は出勤するとか何とか言っていた。
わたしは態度を保留にしたままおやすみを伝えた。
月曜の朝、ミラノにいるベリーちゃんからメールが来た。
玉子焼きとミラノに行ってから、3日経っていた。
とりあえず元気そうなので、安心した。
ベリーちゃんはダーリンのことも全部、玉子焼きに話したと言う。
玉子焼きは全く気付いていなくて、ひいていたそうだ。
《ホストをミラノに連れて行った》という違和感の中で、彼女は楽しむしかないと思いつつも、不思議な気持ちのまま毎日を過ごしているようだった。
帰ってきたら、じっくり話を聞かねばなるまい。
チャーハンにも土曜日にどういうメンバーで飲んでいたのか話したら、
「俺も呼んでくれればよかったのにー」
と言い出したので
「チャーハンくんが来たら、みんな引くってば!」
と言って笑った。
それから、カラアゲくんにタダにしてもらった話をしたら、何だか兄貴目線でカラアゲくんを褒めていた。
かなり、カラアゲくんのことを気に入っているようだ。
あの時近くに居たら、チャーハンは本当に来たのかも知れない。
しかも男前に全額、払っちゃうかも知れない。
ハンバーグさえいなければ、わたしはチャーハンが来て楽しかっただろう。
ハンバーグが居るところに来たら、どうなっていたのだろう?
わたしはハンバーグに対して、その違和感を楽しめるくらいのところまで来ているのだろうか?
少なくともハンバーグは、そんな違和感楽しめないだろうが。