友達としてホストとして。 | すいかの歌舞伎町フル盛り日記

すいかの歌舞伎町フル盛り日記

ホストに通っているうちに、ついついどうでもいいことを調査・研究してしまうすいかです。



これは数年前に歌舞伎町でおきたことを書き残したわたしの日記です。

お恥ずかしながら全て実話ですが、もう時効よね?ww

六本木の『R』に1時集合に予定だった。
寝坊して12時過ぎに起きたハンバーグくんから
「ごめん。今起きてん・・・」
と電話。
一緒に行く予定のシメサバくんに、集合時間すら伝えていなかった。
今日もキャンセルである。

9時過ぎに仕事が終わっていたにも関わらず、12時まで会社にいて時間をつぶしていたわたしは、かなり呆れた。
昨日の今日なのに、また寝坊かよ。

その上、ハンバーグくんは今から家に来いと言う。
「なんで?」
と訊いても
「ええから、来い」
と言うだけ。
きっと今日想定していた同伴がひとつなくなるのを何とかするために、わたしを家に呼んでおこうとしているに違いない。
わたしはそう解釈しておきながら、タクシーに乗ってハンバーグくんの家に行ってしまった。

オートロックの呼び出しボタンを押す。
「・・・すいか、顔怖い」
「はい?」
「顔、怖いよ」
インターホンのカメラでわたしを確認したハンバーグくんは、おはようより前にそう言った。
怒ってるんだから、怖くて当たり前でしょ!と思いながら、エレベータを上がる。
玄関のドアが開いて、また
「すいか、ほんま顔怖い。負のオーラが渦巻いてるわ」
と言われて、わたしはゆるゆると玄関のドアを閉めた。
そして、エレベータに乗って、表に出て、道を渡って、タクシーに乗って、帰った。

タクシーが5分ぐらいつかまらなくて、やっと乗ったところにハンバーグくんからメール。
《どこ行ったん?》
メールかいっ?!
しかも、だいぶ時間経ってるよ。

《帰る》
と返事。
《今日は悪かった。でも早く帰り過ぎや》
ハンバーグくんは怒っているわたしと話すのが面倒なのだ。イライラする。
《夜中に呼びつけて、顔怖いって言いたかったの?わざわざタクシーで行って、バカみたい》
数回のメールラリーの後、耐えられなくなって、電話する。

寝坊自体に怒っているわけではないこと。
ここ数ヶ月のわたしたちの関係。
わたしはハンバーグくんを友達だと思っていたこと。
友達の割には、ハンバーグくんはわたしに対して誠意がなさすぎること。
友達というのは勘違いだったとわかったこと。
ホストとして見たときに、ハンバーグくんはわたしに対して仕事してなさ過ぎること。
同じお金を使ったら、ハンバーグくんより楽しませてくれるホストがいっぱいいると思っていること。
友達なのかホストなのかわからないけど、どちらにしてもダメだと思っていること。
アニバーサリー的なハンバーグくんとの1周年を祝おうと思ってはなくて、節目なのでいろいろ考えていること。

わたしは長い時間をかけて、説明した。
わたしの言いたいことが伝わったのかどうか全然わからないが、ハンバーグくんは急に反省した。
ふりかも知れん。
「ほんまにごめんな。すいかは偉いなぁ。俺が逆の立場やったら、とっくに切ってるわ」
ここのところ一生懸命話しても、心の機微が彼に伝わってないと感じていたわかたしは、急に理解を示したハンバーグくんにびっくりした。
「ほんまにごめん。すいかオレな、今日は何も話すことはないわ。すいかには何も言えへんわ。でもな、これからゆっくり態度で示していくから見ててくれへん?」
「無理。これからゆっくり見守るような余裕、わたしにはもうない」
「とりあえず今日のこと考えて、明日オレから電話するから。すいか土日は仕事?」
「今週は土日とも休み」
「わかった。じゃ、とりあえず明日電話するから」
「うん」

今週中にハンバーグくんへの気持ちを整理しようと決めていたわたしは、本当にこの週末に、何かを判断しようとしている。