ケンカすると他店に癒しを求めるという法則。3 | すいかの歌舞伎町フル盛り日記

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ホストに通っているうちに、ついついどうでもいいことを調査・研究してしまうすいかです。



これは数年前に歌舞伎町でおきたことを書き残したわたしの日記です。

お恥ずかしながら全て実話ですが、もう時効よね?ww

※ケンカすると他店に癒しを求めるという法則。2の続き」


わたしは、お店の目の前で、入るのをやめた。
自分でも意外だった。
ハンバーグくんには同伴しなかったと言って、ウソをついてもわからないのに。
それから、家に帰ろうと思って職安通りに出た。
何となく職安通りを歩き、マッサージがしたくなった。
いつもの足裏マッサージのお店に入り、30分のコースを頼む。
足を伸ばして座り、足のツボを刺激されながら身をよじる。
3時少し前になって我慢できず、ハンバーグくんに電話してしまう。
「今ね、一人でマッサージしてるの」

3時を過ぎたころ、お店にハンバーグくんが入って来る。
マッサージしていることを伝えたところ、
「じゃあ、迎えに行くわ」
ハンバーグくんはそう言っただけで電話を切って、しばらくして当たり前のようにお店に入ってきた。
ちょうどわたしのマッサージが終わるところで、足を拭いてもらって、椅子から降りた。
「こんばんは」
「こんばんは」
もう会わないと思ったのに、また会ってしまった。
ハンバーグくんは、3時過ぎたのにここにいる。
わたしを拉致って同伴しようとしているのだ。
そうじゃなきゃ遅刻。

違う。
拉致って下さいって、わたしが電話したのだ。

表に出たところにハンバーグくんの車が停まっていて、わたしは無言で助手席に乗り込んだ。
先にハンバーグくんが口を開いた。
「オレ、ホストで早くナンバー1なりたいねん」
唐突だった。
「うん」
「ホストでいる間、誰か女の子のこと好きとかそういう気持ちになれへんねん」
「うん」
「だから、すいかのこと、そういう対象に、誰かをそういう対象に敢えて思わへんようにしてんねん]
「うん」
「すいか、ホストの女って大変やで」
「うん」
「今より辛なるの、わかる?」
「うん」
「オレ、すいかをそんな辛い目に会わせたないねん」
「ちょっと待って!わたし、付き合ってなんて、言ってない」
「は?」
「わたし、ホストの人と付き合うなんて無理!そんなの大変なのに決まってる!絶対無理!」

ハンバーグくんは、わたしがハンバーグくんのことを好きだって言ったのを、付き合ってほしいと
聞いたのだろう。ふつう、「好き」って言うときってそういうことだけど。
でも、わたしはハンバーグくんと付き合いたいと思っていない。
じゃあ、どうしたいのか聞かれても、答えられないけど。


つづく