昨日の夜、ハンバーグくんは寝坊した。
自分から足裏マッサージに誘ったくせに、出勤時間にもギリの時間に起きてしまった。
と謝りの電話がきた。
わたしはその前の日に全く寝ていなかったので、会社の飲み会も早々に家に帰ってきていた。
少し寝て起きてはいたが、まだまだ眠かったので、ハンバーグくんを責めるどころか、全然いいよ~という気分であった。
それがスライドして今日になった。
いつもの『■■館』で待ち合わせ。
二人で並んで足を投げ出す。
いつもは手ぶらのハンバーグくんが鞄を持っている。
「今月は今日が売り掛けの締め日やから」と言う。
売り掛けの締め日に、なぜそこまで荷物になるのかわらないが、とりあえず納得する。
いつも通り足の裏の肝臓のツボあたりに激痛が走り、身をよじる。
よく考えたら、ここのところ毎日ハンバーグくんに会っている。
しかも昨日の朝は、危うく本当に好きになってしまうところだった。
チーズちゃんの件から、すごく気持ちが入ってしまって、本当にやられてしまった。
これが全部、ホストの手口だとしたら、完敗である。
ホストの手口じゃなかったとしても、だいぶヤバイ。
油断してコートを忘れたハンバーグくんと、早歩きで歌舞伎町をぬける。
帰ると言うと
「えー、今日は同伴してくれへんの?」
と寂しそうな顔に一瞬やられそうになるが、
「ごめん。今日は帰る」
と言って、お店の前で別れる。
自覚した「だいぶヤバイ」を噛み締めることにする。
たまたま店前にシメサバくんがいて、ベリーちゃんから国際電話がかかってきたと言って喜んでいた。
そっか。
今月はベリーちゃん、月末に日本にいないんだ。
シメサバくん大丈夫かな?