暗闇に揺れる心。

虚空を仰ぐ指。

触れたくてもあなたは居なくて……

ただ目の前には幻創の

あなたがいるだけ……

触れる事なんて

叶う訳ないよね……?

あなたの一番に

なれなくても構わない…

あなたには帰るべき所が

あるんだもの。

淋しいなんて言うのは

我が儘になるよね……

一時の幸福を

あなたと感じれるだけで

我慢しないと駄目だよね……?

「じゃあまたね」と軽く口づけを

交わし笑顔で見送るけど…

本当はもっとあなたに

傍に居て欲しかった…

「次はいつ逢える?」なんて

あなたの返事が怖くて聞けない

「サヨナラ」も言えない。

心からあなたを愛してるから。

だから目に涙浮かべながら

笑顔で帰るべき所に戻る

あなたを見送るの。

今日も……あなたの幻創を抱き

また逢える日を

待ち焦がれながら眠りにつきます

枯れぬ涙流しながら……