じいちゃんは86歳
じいちゃんは
白飯が好き
甘いものがすき（特にあんこ）
畑で採れたトマトが好き…
などなど
じいちゃんの好きなものはいろいろある
一緒に住む前は
お酒がすんごく好きだったみたいだけど
（さすが私の父親ｗ）
今はノンアルコールビールで満足している 
じいちゃんの白飯好きは
おかずがなくても白飯を食べられるほど
以前は、白飯以外は
少しの漬物と味噌汁くらいしか食べず
栄養失調で医者から注意されたほどだ 
（その結果に当時、母親は「この時代に栄養失調なんて恥ずかしいっ」と激怒りしたらしい…）
甘いものは
気を付けていないと
大福を3つも4つも食べてしまう 
トマトは
畑でつまみ食いをしてしまう 
栄養失調になるのは困るけど
お腹を壊すほど食べるのは困るけど
人さまの畑のものをつまみ食いは困るけど
青いトマトを食べるのは毒性があるから困るけど
困ること以外は
「健康のため」に我慢させるのはやめた
じいはんは今86歳
いつどうなるかわからない
もしもの時に
「あぁ、あの時に食べさせてあげればよかった」
と悔いは残したくない
「健康のために」と
好きなものを我慢させるのと
「美味しいねぇ」
って、楽しそうに少々多めに食べるのと
どっちがじいちゃんは幸せなのかな
どっちが健康にいいのかな
そう考えると
許容範囲を広げて
好きなものを食べるのはOKとした
家族のために
子どもののために
好きなことも我慢して頑張る人生は
もう卒業したのだから
好きなものくらい
好きに食べるのはOKなのだ
オクラの花が咲きました