つい、手を出したくなる


いろんなことが

危なっかしくなってきたじいちゃん


上着のファスナーが上手くしめられるか


散歩へ行く時の4点セット

帽子、杖、軍手、長靴

いつも同じ場所にある

それを全部忘れずに自分でできるか


毎日行くお墓と田んぼへの道のり

忘れていないか


夜中のトイレ

場所を忘れて外へ行こうとしないか

トイレのやり方を忘れていないか


食事の時に

自分の配膳と人の配膳を間違えないか



介護を始めた頃は

間違えそうになると

全部に手を出していた


「正しく、間違えないように」


それがじいちゃんのためだと思っていたし

認知症が進まないようにしようと頑張っていた

結果、自爆しましたけど笑い泣き



手を出すのは危ない時だけ


子育てを経験していない私にとって

「見守る」というのは中々シンドかった


自分でやったほうが早い

ちゃんとできる

(余裕がない時ほど正しさにこだわる汗うさぎ


だから

今は「見守る」ことをじいちゃんから

学んでいるのかもしれない


じいちゃんに危険が無いなら

人さまに大きな迷惑をかけなければ


失敗しても間違っていても


じいちゃんが楽しくやることは

オールオッケー👌



絶対にダメ出しをするのは


私が包丁を使っている時と

料理で火を使っている時

本当に危ないからね 驚き



あとは仏壇は要注意❗

いつぞや

お線香を何本も手に取るから

「それをどうするの?」

と確認すると

「家の大事な所に線香を置かなくちゃダメだ」

と真顔で言われた 滝汗


木造の田舎家はすぐに火事だわさ

さすがに止めましたよ 笑い泣き