帰って来た日はカレーだね


じいちゃんが

ショートステイから帰って来た日は

カレー率が高い

(もしくはシチュー)


二泊三日、もしくは三泊四日の

ショートステイから戻ってくると

少し戸惑うこともある


自宅での生活の感覚が戻るまで

付きっきりで散歩やトイレの介助が必要になる


そうなると

夕飯に時間をかけられないことも多い


煮込んでおけばいいカレーは便利🍛

おかずもサラダがあればいい




最近は

食事の途中で

食べていることを忘れてしまうことがある 凝視


だから時々

このかぼちゃは家の畑で採れたんだよー

これはじいちゃんが好きなカレーだよ~

お味噌汁も飲んでね

と声をかける


なるべく軽ーく

ちょっと冗談ぽく

じいちゃんが食べることを忘れたと

気付かないように声をかける


この回数も

だんだん増えてきた 真顔


だからこそ

日々の生活が貴重な時間になってくる



“今”を生きることの連続


認知症の介護は

「今を生きる」ことの連続になる


明日どころか

少し先もわからない


今できることが

一時間後にはわからない時もある


今できないことが

次のタイミングでは出来ることもある


少し前のことが

参考にならない時もある


“今”のじいちゃんがどうなのか?


それを見て対応する


認知症の介護は

“私が今を生きる訓練”

なのかもしれない