本当には理解できない認知症の世界

 

認知症関連の、とある記事を目にしてハッとした。

ちょっとうろ覚えの部分もあるのですが…

 

介護士を目指す方たちが通う学校で

卒業間近のある日、先生が生徒たちに言った。

 

「この後、皆さんに出した課題を提出してもらいます」

 

「えっ???」

生徒たちはみなびっくりした。

キツネにつままれたような様子だ。

 

課題提出の話を聞いた記憶がない…

 

先生「それが、認知症の方の世界です」


課題提出の話は先生があえてついた嘘

全く知らないことを突然言われて戸惑う感覚


それが認知症の人たちが

日々体験している世界


それを生徒に知ってほしかった

そんな記事だった

 

 

 

この記事を読んで、胸にグサッと刺さった。

 

じいちゃんは何かを言われた時に

よく首をかしげている。

 

そこに追い打ちをかけるように

「覚えてないの? 忘れちゃった?」

って言われたら、そりゃショックだわ 真顔

 

「俺はもうだめだなぁ…」

って、なるよね。

じいちゃん、よくそう呟くもん。

 

 

覚えてないこと、私もあるよー

 

その記事以降

じいちゃんが覚えていないと感じた時には

「忘れちゃうこと、私も増えたよーー」

 

とか

 

じいちゃんがいる部屋に何かを取りに行こうとして

じいちゃんから話しかけられると

マジで何をしに行ったのか忘れる。

 

その時にはあえて

「あれぇ、私は何しに来たんだっけ?」

と、少し大げさに笑いながら言う。

 

「年をとるとさ、みんな何だかんだと物忘れがあるよねー」

じいちゃんだけじゃないよ、って。

 

そんな時

じいちゃんは少しホッとした顔をする。

 

もう、物忘れを笑い話にしちゃう笑い泣き

 

 

笑い、最強♪

 

私の方法が適切なのかどうかはわからない。

 

でも、それでじいちゃんが笑ってくれて

ちょっと安心した顔してくれたら

それでいいかなぁ、って思ってる。

 

「じいちゃんが忘れても大丈夫、私が覚えてるから!」

「お前が忘れたら、どうするだ?」

「大丈夫、忘れたことも、忘れてるから!」

「お前はいい加減なヤツだなぁ」

「うん、じいちゃんの娘だからねぇ~~、アハハ!」

 

 

そう思うと

漫談家で中高年のアイドル

綾小路きみまろさんは凄いなぁ。

 

年を取ることでおこる

ネガティブと捉えられることを笑いに変えて

全国の中高年の皆さまを笑いの渦に巻き込んで

 

ライブをやって

CDや本も発売して

YouTubeもやって

これから超高齢化社会に向かっている日本では

需要ありまくりアップ

 

 

認知症が進んでいくと

顔の表情が無くなっていくらしい うーん

 

だから

「笑い」って大切

 

笑いのツボは人によって違うから

こりゃもう、じいちゃんの様子を見ながらだな 爆  笑

 

 

 

 stand.fm はじめました。

タイトル

「ほめ言葉を受けとると幸せになる」https://stand.fm/episodes/65d6ed9cd32e493af79cf6f4