料理に時間はかけられない
我が家のじいちゃんは
「もうすぐごはんになるよ~」
と言うと
決まって
「じゃあ、ちょっくら外に行ってくるよ」
と言う。
はぁ?
何言ってんの?
このじいさんはっ!
ごはんだって言ってるじゃんっ!
と
毎度ながら
わりと地味にムカつきます
以前は何とかなだめて
食卓に着席させてたけど
ご機嫌はナナメでした。
最近では
じいちゃんは手伝ってくれると思ったのになぁ~
じいちゃんだけが頼りなのに~
と、じいちゃんがいないと困るなぁって
その存在意義に訴えかけている。
その甲斐あってか
ごはんができる頃になると
出来たものを運ぶなど
自分からお手伝いをしてくれるようになった。
ラッキー
でも
認知症は行動が日々異なるから
常にじいちゃんの気配を感じながら
ごはんを作っている。
じいちゃんは
そ~っと
こっそり抜け出す技を持ってるから
油断ならねぇです
そんな訳で朝も晩も食事を作ることに
集中もできないし
時間もかけられない
作り置きが大活躍
なので我が家は
1つのおかずを作る時に
多めに作ります
それを何回かに分けて食べる
毎食続いちゃう時もあるけど
そんなことは気にしない
最近までは気にしていたけど
メンタル崩壊後に吹っ切れた
じいちゃんは何を食べたのか
残念ながらもう覚えていることはできない
それでも以前は
毎回必死になって違うおかずを作っていた
いくらじいちゃんが覚えてなくても
そんな手抜きはダメだ、みたいな
(そして介護版 TY:とりあえず、やめてみたw)
まぁ
副菜に同じものが続いても
メインを変えるとか
盛り方を変えるとか
組み合わせを変えるとか
そんな感じでいいんちゃうか
メインだって
魚やお肉を焼くだけとか
仕事の合間に下ごしらえだけやっておく
煮込み料理にするとか
材料切って、煮込むだけ
まぁまぁ手抜きします
でも愛はたっぷりだからね
本日の晩ごはん
仕事の合間に作ったチキンカレー
これまた仕事の合間に作ったかぼちゃの煮物
あとは
ごはんを炊いて
簡単なサラダを作って
汁物を作って
以上
今日もじいちゃんは
張り切ってお手伝いしてくれました