【相続税額は土地評価の仕方によって大きく変わる】
相続税額は申告のやり方次第で大きく変わります。
特に不動産(土地)の評価がポイントとなってきます。
一般に土地は高額であり、相続財産に占める割合が高い場合が多いです。
地域や年度によってバラつきがありますが、相続財産の約半分を土地が占めているというデータもあります。
それに加えて、税理士さんが相続や土地評価に不案内なために、適切に土地の評価を減額することができないためです。
そもそも税理士さんは土地評価の専門家ではなく、また相続申告をあまり経験していない税理士さんが多く存在するためです。
資産規模が大きい方の場合、千万単位、億単位で税額が変わってくることもあります。
【複雑であり、改変が頻繁に起こる土地評価】
土地の評価計算方法などは、複雑であり、通達の変更や追加があり、どんどん変わっていきます。補正率も変更されることがあり、経過措置などもあるため、慣れていないと判断に迷うことがあります。
したがって、まず国税庁が定めた財産基本通達を適切に適用して、土地評価を減額できずに相続税を申告しているケースがあります。
また、通達のないところをどう評価するかもポイントで、その際は専門家である不動産鑑定士の評価が必要となることがあります。
路線価と地図だけでは、正しい土地評価は難しいのです。
例えば、土地のセットバックのあるところ、不整形地、高圧電線にかかる土地、などは評価が安くなりますし、高低差、法地なども評価に反映させる必要があります。
不動産鑑定士が評価する場合、用途、建築基準法の制限、敷地の形状等の個別性を土地の評価に反映させ、相続税額を低くすることができる場合があります。
