綿のように軽くなりたいけれど
いつでも無駄に力みすぎてガチガチ になって溺れてしまう
3mの高さから飛び降りたら空気の泡と一緒に水の底を通り抜けて
違う世界に行けるかもしれないと根拠のない空想
あんなに粗末に扱っていた物事が
急に輝きを放って眩しくなって視界が歪む
一体感を帯びたように見えて
二度と戻れないところへ離散していくのが分かって
おいてけぼりにあったような心持がしてとても不安です
漱石さんは偉大だね
とてもきれいな言葉で罵るね
セピア色の思い出が反射している
うれしいけどね
このままじゃだめなんだよね
それでもまだ今しばらくはしがみついていたい
夏ってこういう雰囲気だったっけ
セミの鳴き声ががよそよそしく聞こえる
あの子を返してほしい
もっとまともになりたい
どうしようと悩んでいるうちに日が暮れてしまう