(写真提供者:渡部秀樹さん)
都会で暮らす毎日の中で、ほっこりする夕景のひととき。
あなたは、これから始まるセカンドライフを過ごす住まいについて考えたことがありますか?
先日相談を受けた「セカンドライフを過ごすための住まい計画」でのことです。
話を聞いていても何かしっくりしない。
何度質問をしても腑に落ちない。
そんな気持ちのまま、お客様と別れました。
私のニュースレターの読者会員さんです。
よくよく考えると、数年前から同じ内容の話を会うたびに聞いているのです。
聞いて行くうちに、「ただ予算はいくら?」とか「どういう場所で暮らしたい?」だけでは理解できない、相談者の心の奥にあるものが上手く消化できていないことに気が付きました。
例えば、こんな感じです。
「私は関上げていないけど、周りの親族が将来のことを心配してくれるから」
「私はこの家でも良いと思っているけど、周りが止めこっちのほうが良いよ」
(厳しい寒さが続く雪国での生活。写真提供者:石原直樹さん)
あなたの周りの親しい人たちからの愛のあるアドバイスは、時にあなた自身の直感に蓋をしてしまいます。
これから進める住まいの計画は、誰の計画なんですか?
「ナゼ」と「ナニ」を繰り返し聞きながら計画づくりをしなければ、おそらく来年の1月に同じ話をしているだろうと思います。
「優柔不断」には、その理由があります。
決してあなたの性格のせいにしてはいけませんよ。
その「理由」を理解できないアドバイザーの引き出しの少なさも、原因の一つになることを知っておきましょう。
いつまでもあなたが好きな町で暮らし続けるために
暮らしと住まいの安心設計相談所~ほむさぽ松江
フェアラウンド