グローバル化、これは避けることができない世界の流れです。
しかし、必ず物事の流れは、海岸の波打ち際のように、繰り返しの動きをすることを人は忘れてしまうものです。
日本国内で消費が落ち込むものが、グローバル化で外国から再評価をされ、進化を遂げることを、私たちは良く周りで経験をします。
【近ごろ都に流行るもの】みそ ヘルシーな人気で国際化(産経新聞) - goo ニュース
商品の安売りを続けるためには、商品原価を最小限に抑えなければなりません。
私たちは画一化した、既製品を選ばなければならないのです。
皆さんは、毎日、テレビや新聞、インターネットの情報で、1円でも安い商品を探します。
ファイナンシャルプランナーからは、「無駄な保険をかけていませんか」とアドバイスを受けます。
マイホームも、ローコスト住宅の開発が目立ちます。
そのローコスト住宅でさえも、住宅ローンが借りられないお客様が多くなれば、また可能な限りの超ローコスト住宅を開発しようとします。
分譲地も、細かく分筆を繰り返し、土地の販売価格を抑えようとします。
結果は、狭小分譲戸建て住宅。
不動産屋さんから、「どうせ建築時も安く建てたのですから、評価はゼロですね・・・」と宣言を受けます。
味噌は、日本を代表する発酵食品。
もともと庶民のうまみ調味料。決して高価なものではありません。
世界に広がるヘルシー志向。
かくし味として、以前から日本人が言葉にする「UMAMI」。
「TSUNAMI」は、ありがたくない(桑田さんの歌のタイトルではない、自然災害の方)有名な日本語ですが・・・。
日本人の消費が落ちている「MISO」と「UMAMI」が、世界で評価を受けていることも、グローバル化がもたらしたものでしょう。
時の人、菅総理が国家戦略の方針演説の中で、皆さんも平然とスルーをした、大切なものがありました。
それは、「KI」です。
グローバル化だからこそ、その国固有の文化、ジャパニーズスタイル「木の文化」を再生することを真剣に取り組まないとならない時代ではないでしょうか。
過去のブログ・・・「日本の林業の再生が、再生エネルギーを創る!」
by 熟年世代の不動産パートナー はま8さん