最近の都市再開発の様子。
東京、大阪など大都市での一部で、高層ビルの建設にともない緑地が増えているという話。
地球温暖化対策や、都市景観の美しさから見ても悪いことではありません。
ただ、増えている理由の中に、「公開空地(こうかいくうち)」 の活用が目的でもあるようです。
「公開空地」とは、建築基準法の緩和要件のため、建物の周辺の緑化など不特定多数の人が利用できる空間を言います。
「一般の通行者が自由に利用できる空間」(ウィキペディアより)
建築主は、普通より「公開空地」を増すことで、「高さ制限 、容積率 、斜線制限 」を緩和でき、建築物の高層化が可能となるわけです。
都市部の高い地価の土地を、有効活用できることになりますので、建築主の事業収益のアップにつながります。
また「公開」という言葉の通り、「パブリックスペース」を設けて「人の賑わいを取り戻す」目的でもあるようです。
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賑わいと言えば、昨年「鳥取市の駅前通りの試験的一歩通行化」の是非が話題となりました。
鳥取県警、地元商店事業主、住民と鳥取市は、意見の調整で難航してたと記憶しています。
また、島根県松江市も中心市街地の、「公共バスなど以外の車の乗り入れ禁止」実験を行いました。
「公開空地」であれ、「一歩通行化によって歩道と自転車道を分けること」も人が集まったりゆったり歩くことができる・・・その意味では、歩行者(利用者)の人数は増えるように感じます。
ただし「賑わい」という言葉には、「活気がある」という意味も含まれています。
「活気」を創出することは、やはり空地を利用する商店事業主だったり、建築主のビジョン、熱気、アイデアのソフトが必要です。