一昨日、勢いで動画生成AIに課金してしまったために、体調もメンタルもよくない状態に陥っている。昨年の5月に静止画の画像生成AI、スティーブルフュージョンとミッドジャーニー、そして、AdobeのソフトのためにPCを新調してから秋の半ばまで、やはりこの状態になってしまった。とにかく、やることが多すぎる。しかし、やればやっただけ形になる。イメージのアウトプットのために必要だった画力がそもそもなく、また、音楽を作る能力もなかった人間が突然、思ったことをpromptにさえすれば、それがわずかな時間でできあがってくる。これまでできなかったことができるようになった。寝食を忘れることはないが、起きている時間はとにかく通常の三倍のタスクをこなしていかないと、ただただ、自分の中の「もったいない」と思う気持ちに押しつぶされそうになる。昨年の夏は、人のpromptを漁り、自分なりに改良し、試し、また改良しということをあてども無く繰り返し、AIによる画像生成のガチャぶりに一喜一憂したものだが、今年は自分が思う画像、また作りたいと思うイメージボードとなる画像をミッドジャーニーに解析してもらい、それpromptに起こしてもらい、さらにそれをchatGPTに翻訳、加筆、英語に再び翻訳してもらい、ということを続けて、元となる画像のクオリティをあげることができるようになった。そして今度はそのイメージボードを動画生成AIのガチャで試す。
どこまでいっても、がちゃの要素はついてまわるが、静止画の画像生成の時にもあった、こちらが想像もしなかったものが上がってくることがある。がちゃというのはそもそも、がちゃがちゃというカプセルトイにコインをいれて、なにが出てくるかわからない、というのが語源だが、カプセルトイには6種類なり、シークレットが1つあるなりと、出てくるモノに保証があるが、100円を入れて、1000円相当のものがでてくるわけではない。しかし、AIによる画像生成は300円で3000円以上のものがでてくる場合がある。これはがちゃのレベルではなく、ギャンブル依存症とかわらない状態にたたき込まれる。とにかく、サイコロを振り続ける。そうすれば当たる。かもしれないのだ。今、作っているシリーズはとりあえず『世界は待ってくれる』というタイトルをつけた。しばらくは、これを続ける。