自分が子供の頃、TVで見かけるアイドルは大概自分達より上の年齢層の人達ばかりだった。

勿論、若干の例外はあるが、子役で人気の~なんて人達で、歌番組などで登場する人達は若くても17,18歳辺りが普通だった記憶がある。

ところが、徐々にTV画面に登場するアイドル等の年齢が若年化、低年齢化して、小学生や中学生だろ?ってグループが歌番組に出てくるようになった。

自分自身が技術に特化した専門職系なものだから、正直いって若年化、低年齢化が関係のない世界で仕事をしているが、あまり年齢に関係のない職種の友人に話を聞くと、低年齢化が著しいのは芸能の世界だけではないようだ。

漫画家の友人は、社会人になった後でプロデビューをした人。
マンガの世界は、投稿作品で認められれば高校生位でポチポチとプロの仕事を始める人も少なくないと聞いてはいたが、同人活動や多メディアで活躍の場があることもあり、中学生でプロデビュー…なんて話も最近は耳に飛び込んでくるそうだ。
まぁ、プロデビューすれば安泰…な世界でもないので、その後は本人の頑張りと送り出す作品によるのだろう。

小説の世界は、直木賞や芥川賞のように受賞者がTVや雑誌で派手に取り上げられる機会も多く、低年齢者の受賞を知る人は多いと思うが、大きな賞の受賞に関わらず、全体的に低年齢でデビューする人達が増えているという。
携帯小説やネット上で公開されたブログ、小説等、投稿、応募で新人が発掘されていた時代に比べると、デビューに繋がる門戸が広がった影響が大きいのかもしれない。

生み出す作品に魅力があれば、作者の年齢は関係ない。
ただ、あまりにも低年齢で特殊な世界に飛び込んで成功をおさめてしまうと、一般的なプロセスを経由せずに年齢を重ねていく部分に若干の不安を覚えてしまう。

同年齢の世代が、テストだ勉強だ、面倒くさいと学校へ通い、親から貰った小遣いやバイトで稼いで手に下金を、あれこれやりくりしながら、欲しい物を買ったり、遊んだりしている時に、作品の報酬で多額を手にしたり、印税収入を得たりすると、まず金銭感覚はおかしくなってしまうだろう。

また、一般人ではない扱いを受けることに慣れてしまうと「自分は普通とは違う」とおかしな思考に走ってしまう傾向もいなめない。

芸能人含み、人気漫画家が○○で逮捕…なんて記事やニュースを目にする度に「あぁ、やっぱどっかズレてんだなぁ」と思ってしまう。