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川越祭(10月14日、15日開催)に遊びに行き、続いてやってくるのが、豊島区雑司が谷にある鬼子母神のお祭「御会式(おえしき)」だ。

川越祭は、カレンダーで10月の第二土曜、日曜で開催をしている感じだが、御会式は完全に開催日が固定されており、10月16日、17日、18日に奉納祭と決まっている。

全日が平日になることもあれば週末にかかることもあるが、今年はカレンダーの関係で全日が平日となってしまった。

池袋駅から徒歩で10分少々…大通りから道路一本中へ入り込むだけで、鬼子母神のある一角は閑静な雰囲気が漂う。
漢字変換でどうしても「鬼子母神」となってしまうが、この雑司が谷の鬼子母神は「鬼」の字に角がないものを書くのも特徴だ。

御会式は、万灯奉納祭と別名があって、写真のように紙で作った花を周囲に飾り付けた万灯を本社に奉納する。
纏(まとい)が万灯を先導し、万灯の後ろに太鼓などの鳴り物が続いて、祭会場の周囲を練り歩くわけだが、これは睦によって参加する人数も違うし、勢いも違う。(^^;)

鬼子母神に近い、大門宮元睦は参加人数も多ければ、威勢もよい睦だ。
控え所も露店などが立ち並ぶ通りの真っ只中にあるし、今年は天気も良かったので、控え所近くの駐車場で、豪快に万灯のねりをみせてくれた。
(万灯は紙で出来ている部分が多いだけに、悪天候だとビニールを被せて周囲を引き回すだけになってしまうこともある)

よく時代劇などに登場する纏(まとい)は、子供用の小さめのものから普通サイズのものまで、睦によって様々だが、重量が万灯ほどではないので、小学生、中学生くらいの子供達も交代で振り回す。
かなり勢いよく独特のリズムで振り回すせいか、長時間は大変そうだが……(笑)

万灯は相当な重量があるのだろう、軍手に保持紐(肩からたすきがけにして万灯の棒端を置く場所を作っている)装備で、軽く上下に振ってみせつつ練り歩く。

今回、大門宮元睦が駐車場で披露してくれたのは、かなり派手に万灯を上下させたり、持ち上げたまま移動してみたり、リズムよく跳ねてみせたり…と、保持が甘くなれば一気に万灯がバランスを失い、倒れてしまうくらい躍動的な動きのものだ。
これは扱いに慣れた人達や体力のある若い衆でないと難しいようだった。

中に派手に上下させ持ち上げてみせる操り手のオジサンがいたのだが、めまぐるしく交替を繰り返し、万灯を練っている間に疲れてきたのか、最後の方は万灯がバランスを崩し、何度も倒れそうに…。
その度、「うわっ」と周囲で見物している人達から声が上がるのだが、そういう緊張感さえ楽しんでいるように思えたのは自分だけだろうか?(笑)

かなり疲労がたまっているにも関わらず、他の人と交替しては休憩して、なんども万灯を練りまわす根性には拍手を贈らずにはいられなかった。(^0^)

御会式は規模が極端に大きな祭ではないが、熱意のある睦と、境内の中に昔の祭さながら、露店が並ぶ姿
を目にするたび「いい祭だな」と思える自分の好きな祭のひとつだ。
また、池袋という大きな街の中にあっても、近隣住民だけがワイワイと集まって楽しむスタイルも好きな理由のひとつなのかもしれない。