先日、娘が小学校1年生を終えて

 

文集や作品集とともに

「道徳の授業のプリントたちをまとめた冊子」を持って帰ってきたんです。

 


そのプリントたちを見て

思ったことというか、感想を

少し書いてみようと思います。





 

 

そのプリントたちは全部、記述式で

(まだ小1だから問題も簡単だし、書くための枠も少なくて大きいんだけど)

 


道徳の教科書のそれぞれのお話を読んで

 

「〇〇くんはどうしたらよかったと思いますか?」


「〇〇さんは、どうしてこんなことをしたのでしょうか」


「この登場人物に、てがみを書いてみよう」


「あなたが〇〇な気持ちになるのは、どんなときですか?」

 

みたいなのを

娘が自分で書き込んできたものでした。

 

 

 

正直、持って帰ってきて初めて

それらに目を通してみた私の感想は

 

「うん。。うちの娘、なかなか・・・

うん、なかなかにアレだな」

 

でした。

 


 

夫にもそう伝えたし

夫もその後ざっと見て

同じような感想を持ったみたいうさぎ

 

 


意味分からなかったらすみません。笑

 


要は・・・問題に対して、

 

娘の書いた答えもだし

答え以前に文章・ひらがなのチョイスも

 

なかなかにめちゃくちゃ。

 

 

 

いや、大きくくくると

まぁ小1レベルかな?といえる内容なので

 

それを見て娘に

深刻に発達に問題を感じたとか

今回のことでものすごく不安を

感じたって話じゃないんです。

 


 

小1だから

ひらがなも習いたてなわけだし

 

作文(日記)の授業が始まったのも

2学期だから


文章を書く練習もほぼしてないわけだから

 


読み取る力や文章にする力が

ほとんどなくて幼いのも当然。

 


 

にしても


なかなかに、なかなかの内容だなと(^^;)

 

 

 

いやね?

 


2学期から始まった

毎週末の日記の宿題があって

 

それもはじめは相当

苦労しました(親が。添削と指導に。)

 



同じこと何度も書くわ、

時系列はめちゃめちゃだわ、

しゃべり言葉と書き言葉の違いも分かってないし

ときどき夢の世界へ

飛んでるようなこと書くし。笑


(「うきうきどきどきわくわくしました」みたいなのとか、できてないのに「あやとびが3回できました」とか夢を事実のように書いてしまったり)

 

 


でもその日記の宿題は

本人の力と

母(私)の時間と労力をささげた結果、

 

最近ではなかなか上達してきたんです。

 


 

一応、つたない作文には

なっているわなというくらいに。

 

 


書きたいことが一応分かる、


気持ちや発見を虚言でなく

分かりやすく書けている、


正しい言葉(ひらがなのチョイス)と書き言葉と文章で書く


何度も同じような文を書かない

 


というのが

最終的にはできている日記

を提出してきてはいる、って感じで。

 


 

でもそれも、一発で娘の力だけで

サラサラ完成するのでなく

 

親の「誘導はしないけれど

娘の意欲はなくさせないけれど

最低限正しい方向に書けるための

働きかけ」があってこそなんだけど。。

 




 

 

なのでね、

 

その日記(作文)のイメージが

頭のなかにあったから

 

 

それをなんとなくの基準にして

 

その道徳のプリントを見たのですが・・・

 


それはもう

本人だけの発想と書き方で書いたものだし

1学期のものも含んでいるわで

 

なかなかに支離滅裂というか

ひらがなの使い方(正しい言葉)や文章や書く内容の方向性が

そうとう飛んでいるな~

 

という内容で、

「おおう」となったのでした。

 

 

 

ちなみに

そうやって最初にざっと見たときは

 

当然、娘の道徳の教科書を全部読んで

内容を把握した上で読んだわけじゃなくて

 

プリントの「問題」と、娘の書いたものを

いきなりザッと見たわけです。

 

 

まぁ、母親として一般的?な見方だと思います。

 

 


でも私、

娘がせっかくこんなにたくさん

書きためたものを

持って帰ってきたのだから

 

今度は、娘の道徳の教科書を読んで

どんなお話についての授業だったかを

私も理解してから

 

娘の回答を、

今度は最初から最後のプリントまで全部


じっくりと

改めて読んでみたいな

という気持ちになりました。

 

 


私自身、道徳の授業が好きだったり

娘がどんな内容を学んでいるのか興味がある部分があるのと

 

何より、娘がどんな話について

どんな授業を受けた上で

どういう風に書いたのかを

 

より詳しく知りたくなったんです。

 

娘の成長を味わいたい親として。

 

 

 

でもね

そうなると当然、

時間と労力、かかるわけですよ。

 

 

道徳の教科書を全体的にざっと読んで

(小1で字が大きいので10分で読めました)

 

娘のいない静かな時間に

プリントたちの娘の回答をもう一度始めから

じっくり読みました

(これは15分くらいかかったのかな)。

 

 

 

思うんだけど、こういうことをするたび私、

 

こんな時間かけるの?
(このことだけに。

都度こんなに時間割いてたら

やっていけないよね。。)

 

という思いと

 


でもこうしないと、せっかく娘が1年かけて

授業を受けて学び感じて書いたことを

見て感じられるチャンスを捨ててしまう

もったいない!

 

という感覚と

 


1つの冊子に対してわざわざ

こんなに時間と目をかけてる親、

他になかなかいないよね・・

 

って気持ちを抱えます。

 


 

3つ目は優越感って意味じゃなくて


むしろ

もっと忙しいママたちに呆れられちゃうよね?みたいな

自分に呆れるような思いもありつつ

 


でも一方で

 

他の親は、道徳でどんなお話をやったかを

知らずに、サラーっと見るか

 

あるいは見もしないで

持って帰ってきたものを

片づけちゃうんだろうな、

それってけっこうもったない

 

みたいな思いもあるのかも。

 

 


もちろん、時間がないと見ないだろうし

みんな忙しいし

それが子供への愛情と直結するわけでもないし

もし誰かママ友が読んでないと私が知ったとして

彼女を軽蔑するような気持ちはみじんもなくて、

 

あくまでも私が心のなかだけで

ホワンと感じることなんだけどね。

 

 

 

そんなわけで、話を戻し

 

道徳の教科書を読んで、どんなお話について

プリントで問題が出されたか

なんとなく把握した上で

 

今一度、娘のプリントを最初からじっくり

読んでみました。

 

 

 

感想としては

 

やっぱりひらがなの選び方や

書き方の間違いは多いし

(「じぶん」を「じゅぶん」と書いたり

「をもいました」って書いてたり

「おもうかな」を「おおむかな」と書いてたり・・)

 

全然答えになっていないこと

だらけだったりするけど

  


はじめに読んだときよりも

 

まぁ・・小1だったらこんなものなのかな

 

って思いが出てきました。

 


理解が深まったのかな。笑

 

 


娘の書いた内容や

書き方(口調のようなもの)に

 

幼稚園児的な幼ささ・つたなさも

感じてたんだけど、


(実際に毎日直接会話していると

もう少ししっかりした考え方をしている印象を持っているので

こんなに、ときに答えに全然なっていない感じの

内容を、幼くかわいい口調で書きます?みたいな

感覚があったんだけど)

 


それも、問題をしっかり理解しきらず

小1がなんとなく一発書きしたら

こうなるかなって。

 

 


例えば、金の斧と銀の斧のお話で

「正直に話したきこりに

なんと言ってあげたいですか?」

って問題に

 

娘は


「なんで自分の斧を落としたの?

これからは斧を落とさないようにしようね」

 

と書いていたり(´▽`)

 


↑たぶん一学期花



 

「植物や動物と仲良くなるためには

どんなことが大切だと思いますか?」

 

には、

 

「あさがおさん

いつも近くにいてくれてありがとう

2学期もよろしくね

私あさがおさんのことそだてるからね」

 

と書いているなど。

 


かわいいけどね♡笑

 


 

だから最初読んだときは

こんなにも問題を読んでいないように見える

書き方になっているのはなんでかな~

って思ったけど

 

 

つまり

もし7歳の娘に、直接の会話で

問題が彼女にも理解できるように

分かりやすく伝えた上で、

 

その答えを娘の口から直接聞いたら

もう少し7歳らしいというか、

しっかりめの回答が

出るんじゃないかとは思うけど

 

 

慣れない文章題を

国語の授業よりも自由記載な形で

さぁ思ったことを書いてみましょう

って感じで出されて

 

文と字の扱いになれてない小1が

一発書きしたら、


まぁこの程度になるかもね、

 

みたいなことを思いました。笑

 

 

 

毎日の国語と算数の宿題を横で見ていても

思うもん。

 

小1が文章題を理解して、

求められている答えの書き方するのって

 

なかなかの難易度!


 

 

問題に対する答えと全然かけ離れている

書き方をしているからって

 

理解度について、そこまで心配しなくても

まだいいのかも。

 


こんな問題、

たしかにいきなり今の娘にぶつけたら

 

答え方について戸惑うと思う。

 

大人がかみ砕いて慣れさせてあげることが必要。

 


だから、それをしないで

プリントを書くことになった娘だから

 

こんな、つたない

かわいい答えになっちゃってるのも

うなずけるわ

 

って。



(※もちろん、優れていて字も内容も

素晴らしいこと書く小1さんがいることも

娘よりもっと先生の話聞くのがうまくて

問われてる内容を上手く理解できる子が

いることも承知ですにっこり

 

 

 

あと

 

「娘なりにがんばって取り組んだのかな」

 

「一生懸命書こうとしたんだな(かわいい)」

 

という思いも出てきた。

 

発想や言い回しが、かわいいし。笑

 

 

 

そして

最後の方のプリント(三学期の方)に

いくにつれて

 

始めの頃より、ぐんと成長しているなというのも

分かりました。

 

 

2学期から3学期での日記の変化で

分かる成長ほどではなかったから、

 

はじめに見たときは日記に比べて

書き方のトンチンカンさの方に

目がいってたけど

 

そして最後の方も、わりと問題の回答になっていない内容

書いてあったりもするんたけど(^^;)、

 

最後の方にいくにつれて

ちゃんと回答になっているところが増えてきてるし

 

ひらがなも上手くなってる!

 

 



 


そして、幼い娘ながら

色々感じて考えているんだな~ってのも

再確認しました。

 

 

幼いといっても、もう小1だし

親の知らないところで感じること思うことも

そりゃあるのは分かっているけど

 

 

プリント内を見ていると、

 

ときおり

「友達の前で嫌なことを言ってしまって、

嫌な気持ちにさせちゃったけど

あやまって~」


とか

 

「ともだちは大好きだけど、

ときどきお友達が

ほかのお友達と遊びに行ってしまうことが

あって遊べない」


など

 

たぶん、道徳のお話の題材の触発されて(?)

 

自分の思いを

長文で書いてある部分がいくつかあって

 

 


そういえば前に友達のことでこんな話していたな

 

とか

 

過去の娘の言動とも合わせて

 

あぁこういうことに頭を悩ませたんだな

気にしていたんだな

こういうことを考えていたんだな

 

と娘の心に少し触れられた気分になりました。

 

 

 

こういう、学校で記入を終えて

使い終わった冊子を

子供が持って帰ってきたあと

 

すぐ捨てるのか

少しの間とっておくのか

 

親が目を通して子供と共有するのか

目を通すだけで終わるのか

目を通さないで終わるのか

 

これは家庭それぞれ。

 

 


でも私の場合は、今回結果として

 

じっくり目を通した上に

さらにこのブログに感想をまとめるところまで

時間を取ったら、

 

娘の成長についてあれこれ気づいたり

感慨深く思ったりできた(*´з`)

 

読まずに捨てちゃうなんて

もったいない!って思います。

 

・・・私はね。

 

価値観や子供を大事に思う方法は 人それぞれなので

全然否定じゃないけどね。

 

 

 

でも、そんな物好きな私だって、

今後全てにおいて

冊子1つにつき1時間とかかけて

目を通したり思いをはせるのはできない

 

それって本当に暇人か!ってレベルだし・・

 

時間は無限じゃない。

 


 

子供の持って帰ってきた

プリント類について、


そんな難しさを感じたり感じなかったり・・

 


そんな私です。笑

 

 

 

ちなみに今回、

 

この娘の道徳プリント冊子をはじめとする

持ち帰ってきた作品たちについて

 

今回のように今しっかり目を通すか

忙しいからほぼ見ずに一旦保管して

 

数年後、ある程度たまってから

断捨離のための整理をしがてら

 

ある程度じっくり読み返して

成長をなつかしんだり振り返ったりしようかな

という案もあったのですが

(見ずに即捨てるという選択肢は

私にはないので)

  


娘の小1の成長を

ありありと感じながら読んで楽しめるのって

 

小1が終わったタイミングである

今が旬というかピークだな!

 

と思ったので、数年後でなく

今じっくり読むことを選びました。

 

 

リアルタイムの小1(を終えた)娘が

目の前にいる今だからこそ、

より感じるもの、成長を喜べるもの

があるな~って。

(もちろん、後から振り返るのも

また格別だけど笑)

 


 

このあと、捨てないで数年は取っておいて

あとから整理するときに最後に読み返すとしても

 

そのとき(数年後)には

今回私がこのブログに書いた内容ほどは

納得したりリアルに分析できたりはしないから。

 

 

 

そんなことを思った春休みでした。

 

(ただやはり冊子一つにつき

これだけじっくり時間さいてたら

何にも片付かないのでメリハリはつけていかねば笑)

 

 


読んでいただき

ありがとうございましたハート




↑娘は絵を描くこと、色づかいを楽しむことが好きです