先ほど
そう、今日の午前中起きたばかりの話を
聞いてくれるかい?
(口調どうした。)
全然おもしろくない、
育児疲れに笑えるような話だよ



【第1話】10:30
朝ごはんに私がごはんに乗せて食べた、
ほぐし鮭のプラスチックカップを
見つけた息子が
よくある表現だけど
ちょっと目を離した隙に
そのカップを奪ってて
そればかりか
プラスチックの蓋をこじ開け
気づいたら
もう、中身をつまんで
口に入れたところで。
あぁっ!
って取り返す私。
まぁ、どうでもいいけど
ほぐし鮭は保存料などの添加物なしの
うすめの味付けのやつだから
4歳の娘にはよく食べさせるものだから
息子がひとつまみ食べたことは
全然問題ないんだけど!
でも。
ほんと、秒の早さで
奪ってるどころか食べるところまでいってるのが
「ほんのちょっと目を離したら○○」
の数の多さとその内容が
ほんと娘のときにはなかった話で。
もう、ほんと、勘弁してよ〜
と息子から取り上げたら
それはもう、ひどくお怒りあそばされて
ものすごい声と力で
私の持つ鮭カップを
奪い返そうと引っ張ってきまして
ちょっと待ってよ
やめてよ
だめだよ



と、押して引いてを繰り返して・・・
パァン!!
カップが宙を飛び、蓋はとれて
勢いよく、ほぐし鮭が床にばらまかれる。
脱力する私。
早速床からのつまみぐいにかかる息子。
あぁーもうーと泣きたくなりそうな私が
片付けに立ち上がる。
【第2話】11:00
最近の息子は、ドアが開いてたら
なんとしてもベランダに素足で出たい欲がすごい。
なのでその隙をついて
干した洗濯物を
短時間で外の物干しに出しちゃおうと
急いでドアを開けて外に出たら
きたきた。
すごい勢いで、リビングから
ベランダの床へ着地を試みる。
一歩でも踏み出させたらダメなんだ、
もう足が真っ黒になる。
それを拭いて室内に戻す手間は
ひまなときならいいけど
今はなんとしても避けたい!
そんな気持ちでした。
なんとか息子を室内に押し戻して
ドアを閉め
洗濯物を干す。
激しく泣く息子
きっとご近所もびっくりな大音量。
眠いのもあるね、
すごい、泣き方。
またドアを開けて最後のラックを取る
飛び出そうとする息子
ふさがる私の両手
重い洗濯物
泣いて押し出る息子
押し戻す私
この右手の、重いのを、
なんとか、手を伸ばしてそこにかければ・・
あぁでもそうするとどうしても3秒
隙ができる
頼む・・
と願うもむなしく
その3秒で
ベランダの床に降り立つ息子!
あぁやっぱり
あぁもう!
わずららわしい!
(息子が、じゃないよ。状況が、ね。)
ちょっと雑に息子を抱き上げ室内に押し戻し
ドアを強引に閉める。
直前に、ぐらついた息子が転んで
少し頭を打った。
初対面の余裕のある人からみたら
「大丈夫!?あらあら」かもしれないけど
私にはわかる
息子の石頭と
普段の色々からすれば
このくらいの「ゴン」は、
大丈夫内(疲れて語彙力すらおかしくなっている)、安全内。
それでもなお、
ドアを突破すべく泣きながら起き上がろうとする息子が起き上がりきる前に
ようやくドアをピシャ!っと閉める。
これで、洗濯物を急いでかけられるから
息子の元へ戻れる!
やっと洗濯終了する!
普通なら
息子を押して倒して頭を打った息子が大泣きしているのを放置してドアを閉める母親に見えてひどいかもだけど
こっちも余裕なくてギリギリなんだ。
でも、息子が起き上がって挟まることのないように急いでドアを閉めた拍子に
両手いっぱいに持っていた洗濯物から
濡れた真っ白なシャツをかけたハンガーが
カシャン・・・
と、ベランダの床に落ちた。
あーぁ・・・
せっかく洗濯したシャツが、
床に着いた部分、土。真っ黒。
あーぁ・・
疲れきりながら
息子の大泣きする室内へやっと戻る。
やっとあなたに構ってあげられるからね。
(第2話・終)
なにが言いたいかって
なんか、ディズニー映画あたりで
はしゃぐ子供に翻弄されてる、
育児疲れの大人キャラみたいな
そんな場面が
普通に起きる日常に、
びっくりするんですけど?

ってこと(笑)
ほぐし鮭取り合って
ぶちまけるとか
攻防の末に
息子は泣いて
シャツが落ちて汚れて「あぁもう!」とか
こんなベタに
やんちゃ坊主に振り回されます?笑
ちょうど色んなタイミングあって
少し余裕なしで疲れてる時に
連続して鮭とシャツで
ワタワタしたので
疲れ面白くて
思わずブログに書き出してみました。
これにて浄化としよう。
【完】
疲れ気味のために
口調が変ですみませんでした。。笑